(前回のあらすじ)
幾多の困難を乗り越えGLBSの名前を突き止めたスライム一行。突然目にした「1y target: 5.00」の文字に最弱モンスターは何を思う…

 

第四話「GLBS伝説~終わりなき暴落~」 RED!!!(=赤字)

 

 

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…と、スライムベスでも出てきて今にも歌い出すんじゃないかと思えるイントロですが、果たしてこの続きは、一体どんな展開が待っているのでしょうか…?!

 

 

【1. 株価が回復した】
なんと実はREDは赤字のことでもスライムベスのことでもなく、どうやらベホマスライムのことだったようです!

 


「ベホマンー!はやくきてくれーっ!

間にあわなくなってもしらんぞーっ!!

(Amazonより画像転載)

 

[説明しよう。ベホマスライムとは、体力を回復させる呪文「ベホマ」を唱える、赤い色した憎いヤツであーる。今日も小さなお友達、大きなお友達の為、株価回復に汗を流す。
今日はこうして笑顔が守られた。もっともっとみんなを笑顔にするために、明日も唱え!そして癒すのだ!頑張れ、ベホマスライム~・レーッッド!!]

 

 

【2. 株価は暴落した、現実は厳しい】
なんとここであらわれたのはスライムベスのような可愛いもんじゃなく、赤いメットにバトルスーツといえばご存知この男、どうやらライノソルジャーだったようです!

 

「リーダー、いつの間にこんな姿に…」
(ニコニコ大百科より画像転載)

 

[説明しよう。ライノソルジャーとは、その見た目とは裏腹に魔法まで使える知恵をつけた、赤い色した憎いヤツであーる。今日も小さなお友達、大きなお友達を恐怖に陥れる為、株価の破壊活動に汗を流す。
…今日もこうして株価は下落した。もっとみんなを笑顔にするために、明日は休め!そして斧を捨てるのだ!働くな、ライノソルジャ~・レーッッド!!]

 

 

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さて、こんなに引っ張るような話なのかという意見も聞こえてきそうな中、気になる正解は……
クラゲか斧か、勝つのはどちらか……え?サイの方が強そう?やっぱりそう思われます?

…そう、大方の予想を裏切ることなく、本日も無事、趣味の悪い赤ビキニアーマー野郎の勝利とあいなりました…

 

(喜ぶサイ男の画像、キモいので省略)

 

そう、これが現実、株価は無残にも斧を振りかざされたごとく、またもや下落してしまったのです…!

 

しかしお待ち下さい、よくチャートを見てみると、下落率は徐々に小さくなっています(1.29 → 0.76 (-41%) → 0.69(-9%) → 0.66 (-4%) → ???)。…これは明らかに大幅アップの前触れ、噴火前夜、発射準備OK、もうこれは実質勝ちに等しい結果だと言っていいのではないでしょうか…?!

 

…サイ男弱ぇーーっっ!斧ww痛くも痒くもないwwwビキニだけじゃなくて顔も真っ赤wwwwwはいスライム軍の勝利、はいサイオナラ(サヨナラ)~~

 

いや何言ってんだコイツ、とうとう気でも触れたかと思われるかもしれませんが、実は冗談じゃなく、マジで「あっ!このパターン知ってる!ゼミでやった所だっ!!この後すぐ超絶エベレスト級の山が待ってるんだ!」とガッツポーズしながらおめでたい思考でワクワク正座して待ってる感じです。…てめぇの頭はハッピーセットかよ…!

 

 

 

…まぁ、今日は全体的に市場が冴えなかったみたいですしね。そんな中、ウォッチリストの中でほぼ唯一と言っていいレベルで大きくプラスを叩き出している銘柄がありました。

 

 

…あ、お前は……TWTR、ツイッターじゃないか!生きてたんだね!!でも一見上がってるけど、ここ1週間下がり続けてて実はまだ決算直後の価格にすら戻ってないことを僕らは知ってるよ!
だけど面白そうだから、明日期限1日前のコールオプション売りに挑戦してみるかもしれないよ!安すぎてできないかもしれないけど!


いつも話のネタをありがとう、大好きだよ、ほんとだよ、信じてよね、ついったー!!

 

 

 

 

それではまた明日。

 

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ところでずっと書こうと思ってたんですが、一度株価が下がることを予想してるんなら、一旦売って下がってからまた買い直せばいいじゃん、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「自分が売ったらどうせ上がってくんだよ…」というオカルトチックな話はともかく、実はそれをし辛い理由がありまして…

何という名前のルールか忘れましたが、「株を売って、その資金でまた買って、さらに売る」というサイクルを3日以内(たしか)に繰り返してしまうと、何かの法律だかルールだかに引っかかってしまい、何らかのペナルティを課されるか取引停止処分を受けてしまうだかになっているようです。


株を始めた時、1か月間取引手数料無料サービス(250回)を受けられたので、その時に実際に喰らいました。とはいっても、1年に数回までは温情で認めてやる、だがその後はないぞ、という感じだったので、実際に何らかのペナルティを課されたわけではないのですが、いずれにせよ証券会社からその連絡を受けた時は非常に驚き、「マジか、デイトレーダーよろしく1セント抜きの無限回転をしてやろうかとでも思ってたのに…」と、もろくもバリバリデイトレーダーへの道は閉ざされたのでありました(しかし性格的にどう考えてもデイトレは向いていないので、むしろ良かったのかもしれません)。

 

上記説明は色々うやむやな感じですが、それは喰らったのが遠い昔のことであるためで、もしかしたら今ではそのルールも変わっていたりするのかもしれません。
ちょっと調べなおしてみて、書くことのない週末にでもまた触れてみようと思います。

 

いずれにせよ、いつ跳ねるか分からない低位株において、このルールに抵触してしまうがために売りたいときに売れなくなるのは非常に残念なので(前述の通り年何回かまでは許されるはずだと思うんですが、ルールはルールですし破らない方向でいこうと思います)、なかなか気軽に売り払うことができないという状況です(というのを言い訳に、一時的にでも損失が確定することから逃げているだけかもしれませんが…!)。