「40代って、もう若くないし...」

 

そんな風に思っていたのは、わたしだけではないはず。

 

でも、実際に40代を迎えてみると、これまでにない心地よさを感じるようになったんです。若い頃は「他人の声」に振り回されていたのに、今は「自分の声」を聞けるようになった。

 

今日は、その変化についてお話ししたいと思います。

 

 

 

 

 

 若いころは"他人の声"で生きていた

 

20代の頃、わたしは本当に他人の意見に流されやすい人間でした。

 

「みんながそう言ってるから」
「普通はこうするものだから」
「すごくおススメされたから」

 

そんな言葉が、いつも頭の中をぐるぐる回っていました。

 

例えば、友達に「みんなで同じ趣味を始めようよ」と誘われて、あんまり興味がなかったのに流れで始めてしまったこともありました。結局、心から楽しめずにモヤモヤしてたんですよね。

 

そんな風に、自分の意見を言うより「いい人」でいることを優先していました。断りたい誘いも「みんなが行くなら」と参加して、疲れ果てて帰宅する日々。

 

30代になっても、その傾向は続いていました。

 

周りから見れば「ちゃんとしている人」だったかもしれません。でも、心の中はいつも、不安や不満が渦巻いていました。

 

 

 40代になって変わった"心の重心"

 

40歳になったあたりから、なんだか人の顔色をうかがう場面が減ってきたなぁと感じるようになりました。

 

「あれ?最近、人の顔色をうかがう回数が減ってる」

 

それまでは、何かを決める時に必ず「みんなはどう思うかな?」と考えていました。でも、いつの間にか「わたしはどう感じるかな?」を先に考えるようになっていたんです。

 

きっかけは、小さな出来事です。

 

ある日、友人から「今度、みんなで旅行しない?」と誘われました。以前のわたしなら「みんなが行くなら」と即答していたでしょう。

 

でも、その時は「うーん、今は家でゆっくりしたい気分かな」と、素直に答えました。

 

友人は「そうなんだ、じゃあまた今度ね」と、あっさり受け入れてくれたんです。

 

「え、これでいいの?」

 

ちょっと衝撃でした。断ったら嫌われると思っていたのに、何ら問題なかったんです。

 

この体験を通して気づいたのは、「無理して頑張らなくていい」「自分の意見を素直に言ってもいい」ということ。

 

みんなに合わせる必要もないし、期待に応えるために自分を犠牲にする必要もない。自分の感覚を信じて、素直に生きていいんだ!

 

 

 "本物"を見抜く目が育つ瞬間

 

40代になってから、もう一つ大きな変化がありました。

 

物事や人、情報に対しての判断基準が、以前とは明らかに変わったんです。

 

若い頃は「みんながいいと言ってるから」で判断していました。流行りのもの、話題のもの、評判のいいもの。そんな基準で選んでいたんです。

 

でも今は、違います。

 

「わたしにとって本当に価値があるか?」

 

この視点で物事を見るようになりました。

 

例えば、本を選ぶ時も「ベストセラーだから」ではなく「わたしの今の状況に必要?」とか、「本当に読みたいと思ってる?」といった基準で判断します。

 

人との関係も同じです。「みんなが仲良くしてる人」ではなく「わたしが心から一緒にいたいと思う人」と時間を共有するようになりました。

 

そして気づいたのは、直感力が研ぎ澄まされてきたということ。

 

経験を重ねることで、「これは違うな」「これはいいな」という感覚が、以前よりずっと鋭くなったんです。

 

若い頃は「なぜかわからないけど、なんとなく嫌」という感覚を無視していました。でも今は、むしろその感覚を大切にするようになりました。

 

なぜなら、「なんとなく」には必ず理由があるからです。自分の中でそれを認識できるようになったことで、迷いがなくなりました。

 

 

 心が自由になると、世界がやさしくなる

 

自分軸で生きるようになってから、心がずいぶん軽くなりました。

 

「みんなにどう思われるか」を気にしなくなった分、エネルギーを自分自身に使えるようになったんです。

 

以前は、他人の反応に一喜一憂していました。でも今は、自分の選択に責任を持ちながらも、他人の反応に振り回されることがなくなりました。

 

周囲との関係性も、自然とよくなっていきました。

 

自分を大切にできるようになると、他人も大切にできるようになる。自分に優しくできるようになると、他人にも優しくできるようになる。

 

こんな当たり前のことが、できていなかったんですね。

 

「いい人」を演じるのではなく、本当の意味で人に優しくなれるようになった結果、ずいぶん軽やかになりました。

 

 

 本当の自分で生きるために

 

40代になって感じるのは、「自分を信じる練習」を続けることの大切さです。

 

若い頃は、他人の声を聞くことに慣れすぎていました。でも、自分の声を聞くのは、実は練習が必要なんです。

 

最初は「これでいいのかな?」と不安になることもあります。でも、その不安も含めて、自分の感覚を信じてみる。

 

小さな選択から始めて、少しずつ「自分軸」を育てていく。40代は、そんな練習をするのに最適な時期だと思います。

 

経験も積んできたし、これからの可能性もまだまだ広がっています。何より、自分らしく生きることの大切さを、”本当に実感できる” 年齢だったなぁと感じています。

 

「他人の声」に振り回されてしんどいと思うことがあれば、それが「自分の声」に耳を傾けるトリガーになります。

 

心がふっと軽くなって、今よりやさしくなっている自分が見えてくるはずです。

 

同じような経験や気持ちを抱えているみなさんと一緒に、一歩を踏み出せたら…そんな思いで、今回のワークショップを企画しました。

 

10月24日(金)と25日(土)の夜、『30年分の幸せを本気で設計する1dayワークショップ』を開催します。

 

30年後から逆算して、あなただけの「究極の仕事ビジョン」を描いていきます。

 

「将来がぼんやり不安で何から始めればいいかわからない」
「やりたいことが多すぎて選べない」
「気持ちだけ焦って行動ができない」

 

そんなお悩みをお持ちの方に、ぜひ参加していただきたいワークショップです。

 

参加費は550円(税込み)。申込受付は10月10日(金)23:59までとなっています。

 

慌ただしい毎日の中で、ちょっと立ち止まって自分と向き合う時間。

 

そっと届けばうれしいです。

 

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今日もお読みいただきありがとうございました!