田舎の星空が美しく見えるのは、
暗い星まで見えるから。
夜空を豊かにしているのは、
都会でも見える明るい星ではなく、
目立たないけれど確かに光る、小さな星たちの存在です。
人の生き方も同じように、
誰の目にも映る“明るい星”のような輝きだけでなく、
普段は見えにくい“暗い星”のような存在が、
人生を美しくしています。
今の自分を否定せず、
その小さな光に目を向けてみる—— そんな視点から、
これからの生き方を一緒に考えてみませんか。
夜空の美しさに気づいたとき
ある日、ラジオでコンテクストデザイナーの渡邉康太郎さんが、
「田舎で見る星空が美しく感じられるのは、暗い星まで見えるから」
という話をされていました。
明るい星だけが夜空を美しくしているのではなく、
目立たない星が小さく輝いているからこそ、美しい——。
その言葉に、私は深く共感しました。
私たちはつい、光の強さ=価値の高さと思いがちです。
けれど、世界には人知れず輝いている小さな光が、たくさんあります。
「暗い星」があってこその美しさという視点は、
まさに私が大切にしたかったことだと感じました。
明るい星ばかりを追いかけていた私たち
SNSやニュースを見れば、
誰かの成果、華やかなキャリア、
キラキラした暮らしが次々と流れてきます。
気づけば、自分も“あの人のようにならなきゃ”と焦り、
今の自分を足りないものとして見てしまう。
明るい星ばかりを探して夜空を見上げるように、
目立つ光にばかり意識を向けてしまうと、
本当はそこにある無数の“暗い星”を見落としてしまいます。
けれど、それらの星がなければ、夜空は奥行きを失い、平板に見える。
人の人生も同じで、見えない努力や静かな時間が、
全体を支え、豊かにしているのかもしれません。
見えにくい光が世界を豊かにしている
「暗い星」は、目立たなくても確かにそこにあります。
強く輝くことはなくても、その光が全体を包み込み、
夜空に深みと静けさを与えています。
私たちの人生にも、そんな“暗い星”のような部分があります。
派手ではないけれど、毎日少しずつ積み重ねてきたこと。
誰にも見せていないけれど、自分を支えてきた想い。
それらは、明るい成果よりもずっと深く、
人生に意味や厚みをもたらしているのかもしれません。
見えにくい光に目を向けること。
それは、今の自分の中にすでにある価値を認めることでもあります。
今の自分を受け入れるという選択
“もっと頑張らなきゃ”
“変わらなきゃ、このままじゃだめ”
そんな言葉を、自分に向けて繰り返してしまうことがあります。
けれど、出発点が「否定」では、
どんな努力もどこか苦しくなってしまう。
今の自分をそのまま受け入れたとき、
初めて本当の意味での変化が始まるのだと思います。
「これも私」と認めること。
それは、暗い星を夜空の一部として受け入れるようなもの。
見えにくい光をも含めて、自分の空を大切にすることが、
自分らしい生き方の第一歩になるのだと感じています。
自分の星空を見つめる時間を持とう
夜空を見上げるように、
自分の中にある小さな光を見つめてみませんか。
誰にも見えなくても、確かにそこにある光が、
あなたの人生を静かに照らしています。
見えにくい星をひとつずつ見つけていくことが、
“今の自分を否定しない”という生き方の実践につながります。
10月、ラクアカでは
「30年分の幸せを本気で設計する」ワークショップを開催します。
自分の星空を一緒に見つめ、これからの人生を描く時間を、
あなたも過ごしてみませんか。
ベント申し込みは、明日10月3日(木)からスタート!
募集期間は【10月3日(木)〜10月11日(金)】です。
やすこ先生のメルマガも要チェックです!