目覚ましを止めるか、それともスヌーズにするか。

わたしが目覚めて最初にする「決断」です(大概スヌーズにして、目を瞑ります...)。

家を出るまでにも「何着る?」「朝ごはんどうしよう?」「メールの返信、今やっとくべき?」等々、数え上げたらキリがないほどの「決断」を迫れているのです。

 

実は人って、「1日に約35,000回の決断をしている」らしいです!気になってちょっと調べてみたんですが、この膨大な意思決定の連続が、脳のエネルギーをじわじわと奪っていき「Decision Fatigue(決断疲れ)」を起こしているとのこと。

 

その結果、ついどうでもいいことで悩んだり、大事なことを決められなくなったり…。脳も疲れてたんですね。

 

 

 

 

 

 

 1. 選択肢が少ないと不自由?

 

特に、40~50代は、キャリアの選択、ライフプランの見直し、人間関係の調整、老後の備えといった「重要な決断」が必要な時期。

 

選ぶことに疲れ切った脳をそっと休ませ、本当に大事なものを選べる自分に戻るには?

 

ズバリ、「選択肢を減らす」という知恵です。

若い頃は「選択肢が多いほど自由だ!」と思っていましたが、近年は「選択肢が多いとめんどくさい」と思うように。

 

決断疲れという言葉を知って、あながち間違っていなかったんだなと、ちょっと自分の感覚に自信を持ちました(笑)。

 

選択肢をたくさん持つことは、必ずしも自由を広げるわけじゃないんですよね。

 

選択肢の分考えることが多くなるので、むしろ縛られてしまうのではないでしょうか。

 

決断できても、「これでいいのかな?」とずっと迷い続けたり。

 

わたしは親子丼にしたけど、夫が選んだかつ丼も美味しそう。

 

お隣さんが食べてる天丼も気になり...みたいな。

 

 

 2. 完璧を求めるほど選択肢は増える

 

「間違いたくない」
「ベストを選びたい」


その完璧主義が、選択肢を増やしているように感じます。

 

仕事の方向性も、人間関係の距離感も、老後資金の準備も、毎日の小さな生活の選択も。

 

すべてにおいて “正解” を出そうとするから、決めるのが怖くなって、いつまでたっても悩み続ける(行動しない)。

でも、現実には、完璧な選択なんてありません。

 

色んな人の意見を聞いて、たくさん情報を集めて、AIも使って、「よし!」と思って決めたことが、常に100%満足だと言えますか?

 

「やってみなきゃわからない」、これが真実ではないでしょうか。

 

恩師の言葉「四の五の言わずにやってみる」は、決断する時の魔法の言葉です。

 

 

 3. 40代は選択をミニマルに

 

仕事もプライベートも充実させたいけれど、責任も増え、人間関係も多層化する40代。

 

だからこそ、減らすための知恵が必要だと思います。

たとえば、

  • 仕事服を制服化する

  • SNSのチェック時間を決める

  • 家事を外注する、手を抜く

  • 朝食を固定メニューにする

  • 30年後にやっていることを描いておく

「決めなくてはならないことを減らす」には、「先に決めておくこと」です(なんか、とんちみたいですけどね)。

 

シンプルに、これを実践することで、頭も心も軽くなり、本当に考えたいことに時間を使えます。

 

 

 4. まとめ

 

選択肢を減らすには、「選ばないもの」を決める必要があります。

 

結局ここでも「決断」するわけですが、35,000回のうち1/4位は減らせるんじゃないかんと思います。

 

そして、自分にとって本当に大事なものが見えてくる作業でもありますので、一度時間をとってチャレンジする価値があるのではないでしょうか。

 

わたしは毎年8月、具体的・実践的に「選択肢を無くす」ある作業を行っています。

 

よかったらこの夏、一緒にやってみませんか?

 

 

これなら出来そうですよね?

 

 

 

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お読みいただきありがとうございました!