週に2回このブログを書く中で、

「伝わる文章って何だろう」と考えることが増えました。
AIでも文章が書ける時代に、私たちが“書く”意味って何なのか。
先日まで、私は元新聞記者の方から文章術を学んでいました。
その中で、特に心に残ったのが——
「人を感動を与えたいなら、自分がまず感動体験をしないといけない」という言葉でした。

AIにも文章は書ける。でも“心が動く”は別の話

今はChatGPTなどのツールで、

誰でもそれっぽい文章が書けるようになりました。

ブログの構成も、言葉遣いも、整った文章に仕上がります。
でも、AI任せだと、“心が動く”文章は難しいなと、最近感じています。


実際、文章から感じ取った印象と、

その人に会ったときの印象にズレがあると、

「あれ?」と思うこともあります。
文面上はきれいな言葉が並んでいても、

自分の中で言葉が熟していないと、

対面の場で言葉に詰まったり、薄っぺらい言葉しか出てきません。


だからこそ、自分の感情を伴って書く。

それが、「心が動く」文章には必須なのだと思います。
自分の体験や気持ちがこもった言葉は、

やっぱり“その人にしか書けない”ものです。

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心が動いた体験が、力になる

「人を感動を与えたいなら、自分がまず感動体験をしないといけない」
これは、私が受けていた文章講座で、

元朝日新聞記者である野上英文さんが、何度も繰り返していた言葉です。
今は、情報もノウハウも簡単に手に入る時代。
でもその一方で、“心が震える体験”は、意識しないと不足しがちです。
この言葉を聞いて、私はイラストやデザインのことを思い出しました。
自分の心が動かないものは、やっぱり表現も浅くなる。
逆に、自分が本当に好きなもの、心が揺さぶられた体験は、

技術が足りなくても伝わることがある。
だからこそ、自分の心が動いた体験こそが、

「伝える力」の源なのだと思います。

 

「伝える」は、心が動いた体験から

例えば副業を始めるとき、多くの人が「何をすればいいのか」と悩みます。
でも、noteやSNSでの発信、

講座の紹介や自己紹介文、

ポートフォリオの文章など、

どんな副業であっても「伝える力」は必要になります。


そして、その「伝える力」を支えるのは、

自分が体験して、心が動いたことです。


私はラクアカ講座の後に、

毎回グラレコを作成しています。

私自身が実際に講座を聞いて、感動したポイントや

大事だなぁと感じたことを中心に描くようにしています。
書くスキルやテクニックももちろん大事ですが、

それ以上に「自分が何に心を動かされたか」を伝える力が、

相手の心に届くのだと思います。

 

 

心が動く瞬間を、大切にしたい

日々の中で、「わあ、嬉しい」「ちょっと悲しい」「悔しいな」と

思ったその瞬間。
その感情に気づいて、言葉にしていく習慣こそが、

“自分らしい言葉”を育てていくのだと思います。
副業のアイデアも、表現の軸も、

すべては自分の中の“感動の種”から育っていくものかもしれません。


誰かに届く表現をしたいと思ったら——
まずは、自分の心を動かす体験を、大切にしたいですね。

 

 

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