一つの専門だけに縛られる時代は終わりました!
心理学、福祉、地域活動、イラスト、デザイン

アレコレ興味を持っていた私が見つけた、

それぞれの経験を強みに変える新しいキャリア観をお伝えします!

本記事では、「いろんな顔」を持つ才能が混在しているあなたが、

その全てを活かせる独自のキャリアパスを構築するための

具体的な方法をご紹介します。

 

はじめに

「あなたは何者ですか?」と聞かれたとき、

一言で答えられずに困ったことはありませんか?

私もそうでした。心理学を学び、福祉の現場で働き、地域活動に顔を出し、

イラストを描き、デザインを手がける

そんな一見バラバラな興味や経験を持つ自分は、

どれも「中途半端」だと感じていました。

でも、いろんなことに興味を持つのは決して悪いことではないのです。

むしろ、複数の分野に跨がる知識や視点を持つことは、

この先の未来では大きな武器になります。

なぜ一つの肩書きに縛られる必要はないのか?

私たちの親世代では「一つの会社に長く勤め、

一つの専門性を極める」というキャリアパスが王道でした。

しかし今、その常識は急速に崩れています。

テクノロジーの進化により、

今まで人間がやっていた単一の専門業務はAIに代替される時代。

逆に、複数の領域を横断する仕事こそが価値を持ちます。

終身雇用制度の崩壊と共に

「個人が自分のキャリアを主体的に設計する時代」が到来したのです。

今求められているのは、

「好きなこと」「得意なこと」「社会に求められること」の重なりを

見つけ出し、他の誰にもマネできない独自の価値を生み出すことです。

そしてその独自性は、多様な興味や経験を持つあなただからこそ

創り出せるものなのです。

 

「いろんな顔」を持つことは強みになる

私の場合、一見関連性のない5つの分野の経験が、

今の仕事に思いがけない形で活きています。

 

心理学の知識は、福祉の現場でクライアントの気持ちを

深く理解する助けになりました。

同時に、ユーザーの潜在的なニーズを捉えたデザイン提案や、

見る人の感情に響くイラスト制作にも不可欠です。

福祉の現場経験は、社会的弱者の視点から考える習慣を

身につけさせてくれました。

この視点は、誰もが使いやすいユニバーサルデザインの発想や、

社会問題を可視化するイラスト制作の核心部分を支えています。

イラストのスキルを活かして、

認知症についての啓発紙芝居の作成や、

地域包括支援センターへ勤務していた時は、

センター紹介のパンプレットへメンバーの似顔絵を描きました。

デザイン思考のプロセスは、

ラクアカや地域活動にて作成している

グラフィックレポートに応用できています。

このように、一見バラバラに見える経験やスキルも、

組み合わせることで他の人にはない独自の視点と

問題解決能力を生み出します。

「AとBの両方を知っている人」は、

「Aだけ」「Bだけ」の専門家よりも、

両者を繋ぐ新しい価値を創造できるのです。

「いろんな顔」を活かすための具体的なステップ

では、複数の興味や才能を持つあなたが、

それらを最大限に活かすためにはどうすればよいのでしょうか?

以下の5つのステップを実践してみてください。

ステップ1:自分の「好き」「得意」を棚卸しする

まずは自分の全ての「顔」を見つめ直しましょう。

紙に次の項目を書き出してみてください。

  • 子供の頃から続けていること

  • 没頭すると時間を忘れること

  • 人から「あなたらしい」と言われること

  • 周囲から頼られること、評価されること

大切なのは、社会的な価値や収入に結びつくかどうかは考えず、

純粋に自分の内側から湧き出る興味や情熱に目を向けることです。

 

ステップ2:それぞれの要素の繋がりを見つける

書き出した要素の間に、意外な繋がりはありませんか?例えば:

  • 共通するスキル(コミュニケーション力、観察力など)

  • 共通する価値観(人の役に立ちたい、美しさを追求したいなど)

  • 一方が他方の手段になる可能性(イラストで心理的な気づきを促すなど)

一見関係なさそうな領域でも、

あなたの中では独自の関連性があるはずです。

その繋がりこそが、あなただけの強みになります。

 

ステップ3:小さなことから実験してみる

理想のキャリアを一気に実現しようとせず、

まずは小さな一歩から始めましょう。

  • 興味ある分野のオンライン講座を受講する

  • 関連するコミュニティに参加する

  • 副業や趣味として小規模なプロジェクトを始める

失敗を恐れず、「これは実験だ」という気持ちで

試行錯誤することが大切です。

小さな成功体験の積み重ねが、

あなたの自信と次のステップにつながります。

 

ステップ4:発信することで機会を広げる

あなたの多様な興味や視点を、積極的に外の世界に発信しましょう。

  • ブログやSNSで自分の取り組みや考えを発信する

  • 異なる分野のコミュニティで自分の経験を共有する

  • 複数の分野を組み合わせたオリジナルプロジェクトを公開する

発信することで、共感してくれる仲間との出会いや、

思いがけない仕事の依頼など、新たな可能性が広がります。

「こんな変わった組み合わせ、誰も興味持たないだろう」と思っても、

実は同じように悩んでいる人が大勢いるのです。

 

ステップ5:変化を恐れず、柔軟に対応する

完璧なキャリアプランを立てる必要はありません。興味の方向性が変わることも、新たな才能に目覚めることも自然なことです。大切なのは、その時々の自分の興味や社会のニーズに合わせて、柔軟に軌道修正していく姿勢です。

「このままでいいのか」と不安になることもあるでしょう。でも、複数の分野に足場を持つあなたは、一つの業界や仕事に依存せず、変化に強い状態を作り出せているのです。

 

 

まとめ

「いろんな顔」を持つあなたは、決して中途半端なのではありません。

むしろ、これからの時代に求められる

「複数の視点を持ち、新しい価値を生み出せる人材」なのです。

自分らしい働き方は、既存の枠にとらわれず、

自分自身で創り出すことができます。

今日から少しずつ、あなたの多彩な才能を活かす

一歩を踏み出してみませんか?
きっと、あなただけの輝くキャリアが待っています。

 

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