ごきげんよう♪
RAKU fellowのおおもりめぐみこともぐ子です。「フランス人は10着しか服を持たない」という本を知っていますか?タイトルからして「嘘だろ〜」って言いたくなりますよね?わたしには絶対無理です(笑)ですが、クローゼットにたくさんの服を持っているのに、「着る服がない」と悩む人が少なくありません。この違いは一体どこから来るのでしょうか?そして、40代になり「好きなものが分からなくなった」と感じる時、私たちはどうすれば良いのでしょうか?今日は誰もが必ずぶつかる「着る服が無い」と感じる時こそ自分らしさを見つけるチャンスになる理由を紐解きます。


 フランス人と日本人のファッション哲学


フランス人が少ない服で着こなせるのは、彼女たちが「自分らしいスタイル」を確立しているからです。誰もが自分らしいスタイルを表現します。
一方、日本の女性はトレンドに敏感で、新しい服を次々と取り入れる傾向があります。だからこそ周りの目も気になります。その結果、クローゼットは服で溢れかえり、「本当に好きな服」「自分に似合う服」が分からなくなってしまうというわけです。新しい季節春を迎える今、一度クローゼットを見直してみませんか?


 ​40代「好き」がわからなくなる時


特に40代は、仕事や家庭、子育てなど、様々な役割を担う多忙な時期です。体型も環境も変化しますし、自分のことは後回しになりやすく、「好きなもの」「本当にしたいこと」が分からなくなるのも無理はありません。
しかし、自分の「好き」を見失ってしまうと、毎日はただ過ぎていくだけで、心が満たされません。かくいうわたしも5年前ファッションを学び始めた時に「あなたの好きな服は?」と聞かれて答えられませんでした。その頃のわたしの基準は①年相応で②お手頃価格な③周りから浮かない服というものだったので「自分の好き」なんて10年以上考えてなかったのです。そのことに気づいてもいませんでした。なのでまず最初は自分はどんなスタイルが好きか?を確認するため、同じ服を色んなスタイルで着回してみることから始めました。





 ​クローゼットは生き方を映す鏡


クローゼットは、生き方を映し出す鏡です。もし、クローゼットが「着ていない服」で溢れかえっているなら、それはあなたが「自分らしさ」を見失っているサインかもしれません。そう言われても、服と自分らしさ、生き方がなぜクローゼットにあらわれるのかわからないですよね?
わたしも単純に自分は整理整頓が苦手だから服が片付かないし、数が多いからどれを着たいか?がわからないのだと思っていました。
ですが、わたしたちは毎日嫌でも服をきますよね?「これが良い」ではなく、流行りだから、安かったから、似合うと言われたからとなんとなく買った服をこれでいいかととりあえず着る。それって、もう〇〇歳だから、周りがこうだから、〇〇であるべきという思い込みに縛られて、わたしの人生こんなものと感じて生きる事と似ていませんか?


 ​自分と向き合うことから始める


まずは、クローゼットの整理から始めましょう。
「ときめくか、ときめかないか」を基準に服を選び、残った服を丁寧に手入れをしてください。
そして、鏡の前に立ち、自分自身と向き合ってください。
「どんな服を着ている時、私は心地よいのか?」
「どんな色の服を着ている時、私は気分が上がるのか?」
「なぜこの服が着たいのか?」
問いかけを繰り返すことで、あなたの「好き」が少しずつ見えてくるはずです。
「好き」を大切にすることは自分と丁寧に向き合って「自分らしく」生きることに繋がります。
好きな服を着て、好きな音楽を聴き、好きな香りに包まれて生きる。特別なことをしなくても、自分自身を満たすことができると実感できるはずです。わたしはこの満たされる体感をしたことで、買い物依存症か?と思うくらい毎月買っていた服を欲しいと思わなくなりました。今では本当に欲しい服を着たい時に着たいように着こなしています。これができるようになると、コレがわたしだ!と感じることができますよ。
「好き」に囲まれた暮らしは、あなたを輝かせ、毎日を豊かにしてくれるはずです。




 ​フランス人に学ぶ服選びの3つのヒント

自分の好きがわかったらどうするか?整ったクローゼットを作り、自分らしい服選びをするには、3つのステップがあります。

その1:ベーシックアイテムを大切にする

好みに合う肌触りの、シンプルなアイテムは、どんな服とも相性が良く、長く着られます。

その2:自分に似合う服を選ぶ

トレンドよりも、自分の体型や雰囲気、どう魅せたいか?に合った服を選びましょう。顔や体型に似合うだけでなく、あなたがどんな印象を持たれたいか?に似合う服を選ぶことも大切です。

その3:着回し力を意識する:

少ない服でも、組み合わせ次第で様々なスタイルを楽しめます。柄や形が個性的すぎると一辺倒な組み合わせでしか着れないため、結局着る機会が少なくなる原因になります。服を買う時に手持ち服とどう合わせると最も自分が好きなスタイルになるか?も考えて買い物するようにしてみてください。無駄買いや、似たようなものばかり買ってしまうという失敗を防げます。


 ​いくつからでも「好き」は見つかる


自分らしさや「好き」の気持ちは、いつだって見つけられます。
40代は、悩みが増える年代ですが、だからこそ新しい自分に出会うチャンスです。わたし自身、自分らしいファッション?を考えたことにより、見た目がガラリと変わりました。(整形はしてません)クローゼットと向き合い、自分と向き合い、「好き」を大切にする暮らしを始めましょう。
あなたはどう生きたいのか?周りの環境は?どんな人と付き合う?どんな印象を持たれたい?服選びを通して、自分自身にもっと詳しくなってみませんか?本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。