ごきげんよう!RAKU fellowつづみなお(なおみん)です。
「この資料、なんだか読みづらい…」
「伝えたいことはあるのに、うまく伝わらない…」
そんな経験はありませんか?
プレゼン資料や社内レポート、SNSでの情報発信など、
ビジネスシーンでは“伝える力”が求められます。
でも、内容が良くても、伝え方がイマイチだと相手に届きません。
そこで役立つのが 「デザインの力」 です。
デザインと聞くと「専門のスキルが必要では?」と思うかもしれませんが、
実は ちょっとしたコツを知るだけで、
驚くほど伝わる資料が作れる ようになります。
今回は、デザイン初心者でもすぐに活かせる
「伝わるデザインの基本」 をご紹介します!
デザインの基本原則を押さえる
ビジネスの現場で役立つデザインには、
特別なセンスや高度なスキルは必要ありません。
まずは 「見やすく、伝わりやすい」 ための基本原則を押さえましょう。
1. 近接(Proximity)
関連する情報は 近くに配置する ことで、視線の流れがスムーズになり、
直感的に理解しやすくなります。例えば、
・タイトルと本文の距離を適切に保つ
・関連する項目をまとめてグループ化する
2. 整列(Alignment)
資料の中で 要素がバラバラな位置にあると、
まとまりがなく、読みにくくなります。
・左揃え・中央揃え・右揃えのいずれかを統一する
・余白を均等に取り、スッキリしたデザインにする
3. 反復(Repetition)
同じデザイン要素を繰り返すことで、一貫性が生まれ、視認性が向上します。
・同じフォントや色を使用する
・強調したい部分には統一したデザインを適用する
4. 対比(Contrast)
情報の優先度を明確にするためには、強調すべき部分と
そうでない部分の違いをはっきりさせることが重要 です。
・見出しは太字、大きめのフォントにする
・重要なキーワードは色を変える
・背景と文字のコントラストをしっかりつける
この4つの原則を意識するだけで、資料の見やすさが格段にアップします。
分かりやすい資料・プレゼンのコツ
次に、より実践的な「伝わる資料作り」のポイントを紹介します。
1. 文字量を減らし、視線の流れを意識する
スライドや資料に 文字を詰め込みすぎると、伝わりにくくなります。
・1スライド=1メッセージ を意識
・箇条書きを活用し、短くまとめる
・アイコンや図を活用し、視覚的に伝える
2. 色とフォントの選び方
適切な色やフォントを使うことで、 強調したい部分が明確になり、
情報が整理されます。
・使う色は 基本3色以内 に統一(ベース・アクセント・強調色)
・可読性の高いフォントを選ぶ(ゴシック体・明朝体の使い分け)
・強調したい部分のみ太字や色を変える
3. 余白を意識して情報を整理する
「余白」はデザインの中でも 非常に重要な要素 です。
・情報を詰め込みすぎず、適度な空間を持たせる
・視線の流れを意識し、情報をグループ化する
・余白があると、洗練された印象になり、見やすさが向上する
ビジネスで役立つ具体例
1. 伝わるプレゼン資料の作り方
・タイトルは短く、簡潔に(例:「売上分析結果 → 2024年Q1 売上レポート」)
・1枚のスライドに情報を詰め込みすぎない
・グラフやアイコンを活用し、視覚的に伝える
2. わかりやすいSNS投稿や広告デザイン
・フォントサイズを大きくし、重要な情報を目立たせる
・「誰に」「何を伝えたいのか」を明確にする
・シンプルなデザインを心がける(余白を活用し、情報を整理)
3. 社内報やレポートを見やすくする工夫
・見出しと本文を明確に分ける・グラフや表を使い、視覚的にデータを伝える
・統一感のあるデザインにする(フォント・色・レイアウトの統一)
まとめ
ビジネスにおけるデザインの基本を押さえることで、 伝えたいことが正しく、
効果的に伝わる ようになります。
今日から実践できるポイント:
✅ 近接・整列・反復・対比の4原則を意識する
✅ 文字量を減らし、視線の流れを考える
✅ 色・フォント・余白を活用し、見やすく整理する
デザインは 「相手に伝えるための手段」 です。ちょっとした工夫で、
あなたのプレゼンや資料が格段に伝わりやすくなりますよ。