こんばんは
みなさん、今日も一日お疲れさまです
RAKU fellowのいでみつかよ です。
今回も元同僚Aさんとの出来事から得た気づきを
シェアしたいと思います。
元職場での出来事を振り返る
ある日、仕事でお客様から「翌朝9:00までに荷物を届けてほしい」と
いう要望がありました。
急な依頼でしたが、念のため配送業者にも確認してみたところ、
どうしても9:00には間に合わないとの返答でした。
ただし、10:00なら可能ということが判明。
状況を踏まえて、私はお客様にその旨を早めに伝えるべきだと考えました。
ところが、Aさんはお客様に連絡をするのをためらっていました。
理由は「9:00に届けられない」という事実にどうしても
気が引けてしまったからです。
お客様の期待に応えられない申し訳なさで、まるで動けなくなったようでした。
動けないAさんに「なぜ?」
その状況を見て、私はついカッとなり言いました。
「9:00は無理なんだから、プランBに変更して
10:00に届けることを伝えよう!無理なものは無理なんだから!」
一刻も早くお客様に連絡し、
悪いニュースでも迅速に伝える方が誠意を見せられると
考えた私に対して、Aさんはなかなか動こうとしませんでした。
それにイライラしつつも、ふと思ったのです。
「なぜAさんは動けないのか?」
彼女は自分の中でさまざまな感情と葛藤していたのかもしれません。
お客様の期待に応えられない申し訳なさや、
どう伝えるべきかという迷い。
もしかしたら、私には分からない「責任感」の形が、
彼女の中で渦巻いていたのかもしれません。
違いを受け入れるということ
私とAさん、どちらもお客様に対して
誠意を見せたいという思いは同じでした。
ただ、そのアプローチが異なっていただけです。
私は「迅速な連絡」を重視し、
Aさんは「要望を叶える手段が見つからないことでの戸惑い」を
感じていたのでしょう。
どちらが正しい・間違っているという話ではありません。
この出来事を通じて私が気づいたのは、
「相手が動かない理由には、必ず何か背景がある」 ということです。
自分のやり方や価値観を押し付けるのではなく、
相手の動かない理由を想像してみる。
もしかしたら、その一瞬の「想像」が、
私たちの対応やコミュニケーションの質を
変えてくれるのかもしれません。
動かない理由を理解して、前に進むために
もちろん、現実問題として対応を進めることは必要です。
でも、その中で一緒に働く相手の気持ちや迷いに
気づき、それを尊重することもまた、仕事の大切な部分ではないでしょうか。
今回の出来事を振り返る中で、「私の意見が正しい!」と主張するよりも、
「なぜAさんは動けなかったのか?」と
考える余白が、自分の視野を広げてくれた気がします。
相手の背景を想像する
相手が動けない理由には、必ず背景があります。
その背景を想像することで、
相手の意図や価値観が少し見えてくるかもしれません。
この出来事は私にとって、ただの職場のやり取り以上に、
相手の立場を理解する大切さを教えてくれる経験になりました。
誰かが動かない理由を想像する。
シンプルですが、それだけで
人間関係や仕事の受け止め方が、
少し優しく変わるかもしれませんね。