こんばんは!RAKUfellowのつづみなおこと、なおみんです。
急に寒くなり、うちの子どもたちも鼻水を垂らし始めました
慌てて電気カーペットを敷いたり、ストーブを出したりしている今日この頃です。
みなさん、いかがお過ごしですか?
今日は、子育てで感じたイライラについて、書いてみたいと思います。
うちには、小学2年生の娘と年長の息子、
それからドラえもんみたいな体型の夫がいます。
(ちなみに私は小さい頃からドラえもんが大好きです!)
介護現場で感情をコントロールする難しさを知る
私はずっと、自分が人前で怒ったりイライラしたりするタイプではないと思ってきました。
私が最初に就職したのは、介護老人保健施設という高齢者をケアする施設でした。
そこで介護職員として働いていたのですが、その時も、
自分は感情を表に出さずに仕事ができる方だと感じていました。
実際、同僚が高齢者に対してイライラしている場面を見ても、
自分はそうならないようにしようと心に決めていました。
しかし、夜勤中に自分の限界を感じたこともあります。
例えば、服を取り出し風呂敷に詰め込んで「帰ります」と言って
夜中に何度も施設から出ようとする方や、
部屋中に排泄物を塗ってしまった方に対して、
イライラを抑えきれず、嫌な態度をとってしまったことがありました。
その度に反省し、もっと穏やかに対応できる人間になりたいと思っていました。
子育てで感じる毎日のイライラ
そんな私が、子育てを始めてからは毎日のようにイライラするようになったのです。
特に、子どもたちが物心ついてからが大変でした。
「もうすぐお風呂だから、おもちゃを片付けようね」と声をかけても、全く片付けが始まりません。
もう一度「片付けよう」と言っても、子どもたちは遊び続けています。
そして最終的には、「いい加減にしなさい!何度言ったら分かるの!」と怒鳴ってしまうのです。
怒った後、自己嫌悪に陥り、「私はこんなに嫌な人だったかな…」と落ち込みました。
私がこんなにイライラしてしまうのは、
子どもたちが言うことを聞いてくれないからだとずっと思っていました。
「どうして私の話を無視するの?」「なぜ聞いてくれないの?」と
子どもたちを責める気持ちがどんどん膨らんでいきました。
さらに、そんな私の姿を見てため息をつく夫にも腹が立ち、
イライラの連鎖が止まりませんでした。
「子どもが私を無視している」は、ただの思い込み
しかし、やすこ先生と出会い、学びを通して私は大きな気づきを得ました。
それは、「子どもが私の話を聞いてくれない」「無視している」というのは事実ではなく、単に私の偏った見方だったということです。
実際のところ、子どもたちは夢中で遊んでいただけで、私を無視していたわけではなかったのです。このことに気づいたとき、私は初めて自分の視点が偏っていただけで、捉え方を変えることでラクになれるのだと理解しました。
子どもたちをコントロールしようとしていた私の態度が、イライラの根源でした。
「歴史思考」(2022/ダイアモンド社)という本の中で、深井龍之介さんは、お釈迦さま(ゴータマ・シッダールタ)の悟りについて、噛み砕いて以下のように記しています。
「コントロールできないものをコントロールしようとするから苦しみが生まれる」
「期待」するのか「信じる」のか
やすこ先生も、ラクアカ一期生に向けて「期待」するからモヤモヤするのだとシェアしていました。
では、どうすればいいのでしょうか?
やすこ先生は「期待」するのではなく、「信じる」ことが大切だと伝えてくれました。
期待すると、結果に満足したりがっかりしたりしますが、
信じることでどんな結果でも受け入れることができるのです。
この言葉を聞いたとき、私も深く納得しました。
私も子どもたちに「期待」していたのです。
子どもたちが私の言う通りに動くことを期待し、その通りにいかないとイライラしていたのです。
これって、子どもに対してだけでなく、他の場面でも当てはまると思います。
例えば、
・部下が指示通りに動いてくれない
・上司が自分の話を理解してくれない
・夫が私の気持ちを分かってくれない
このようにと感じたこと、みなさんもありませんか?
これは全ては自分の偏った視点から見ているだけで、事実ではないのです。
もちろん、今でも子どもたちに対してムキーッ!となることはありますし、夫に対しても同じです。
しかし、イライラの頻度は減り、イライラしてしてもすぐに立ち直れるようになりました。
バランスの取れた視点を持つことで、日常のイライラが少しずつ解消されていくのを感じています。
まとめ
子どもや他人をコントロールしようとするからこそ、苦しみやイライラが生まれます。
期待を手放し、信じることで、心に余裕が生まれ、どんな結果でも受け入れられるようになります。
私自身もまだまだ道半ばですが、イライラの渦から抜け出す術を少しずつ身に付けています。
もし同じように悩んでいる方がいたら、捉え方を変えてみてください。
もし、ひとりでは難しいと感じたら、
ぜひ一緒にラクアカで捉え方を変える練習をしてみませんか?