楽で施術後にお飲みいただいているしょうがゆ。
金時しょうがの粉末を利用しています。
これに、甘味と風味をつけるのに「てんさい糖」を利用していますよ。
「金時しょうが粉末を購入したけど、お店のと味が違うの」
と、お客さまからお聞きした事がありますが、きっと使われる「甘味料」と、ショウガの量で差があるのだと思います。
てんさい糖は甘味だけでなく、風味やコクもだしてくれていますから・・・
と、ここでお砂糖についてですが
世間では、取りすぎると太る、など悪者扱いされることが多い「砂糖」。
精製された「白砂糖」が健康にあまりよくないと言う話は良く聞きますが。
「白砂糖」は代謝する際に体内のカルシウムを一緒に消費しますので・・・。
イライラしやすくなったり、肌にもよくないと、エステで働いてる頃に
こんこんと、先生に教え込まれましたが・・・。
ですが、白砂糖は、お料理には他の素材の味を壊さないので欠かせない万能なものです。
スーパーには、白砂糖の他にも
、ミネラルを含んだ「きび砂糖」
「てんさい糖」「黒砂糖」など、いろいろな砂糖が並んでいますね。
砂糖の中には、さとうきびを原料とするものと、
砂糖大根(てんさい)を原料とするものの
2種類があるそうです。
白砂糖、三温糖、きび砂糖、黒砂糖など、
砂糖といわれているもののほとんどは、
さとうきびを原料にしています。
「てんさい糖」だけが砂糖大根が原料なのですが、
そのふたつの原料には大きな違いがあります。
以下参考になれば・・・
マクロビオティック(自然食療法)の本によると、
■さとうきび原料―「分子構造的には単糖類で、消化吸収が早い分、消耗も早いので
血糖値の上下が激しく、すぐまた糖分をとりたくなり、
その繰り返しで精神的にキレやすくなったり低血糖症がおこりやすい。」
「熱帯の植物であるさとうきびは体を冷やす作用がある」
■砂糖大根原料―「多糖類なのでゆっくりと消化される分、血糖値の上下が緩慢で、
かつ吸収に時間がかかるので少しの糖分で長い時間もつ」
「寒冷地でとれるてんさいは体を温める作用がある」
「てんさい糖」に多く含まれるオリゴ糖は
おなかのビフィズス菌を元気付け増やしてくれる強い味方であり、
「てんさい糖」がおなかに優しい砂糖と言われるゆえんです。
素材の味や果物の爽やかな香りなどを残したい時、
またきれいな色に仕上げたい時には、断然白砂糖!
だけど、それぞれ独特の風味や色、コク、味、作用がありますから、
用途の応じて使い分けたいですね。
生姜湯には断然テンサイ糖です♪
身体を温め、血糖値の上下が緩慢で、少量で身体が満足するなら、ショウガとのコンビにはもってこいです。
生ショウガも大好きな武田でした