三菱エアコンを使っている人には、かなりショッキングな事実です。
一部の機種には再熱除湿という機能があるのですが、これがほとんど意味のない動作をしていることが分かりました。
DIYした全館空調の熱源に三菱エアコンのズバ暖を採用していますが、除湿操作では期待した効果が得られません。
全館空調の制御アルゴリズムとの相性が悪いのだろうと、いろいろと改善を重ねてきましたが、エアコン内部のサーモ撮影や吹出温度を測定することでエアコンの除湿機能そのものに問題があると分かりました。
三菱の技術サービスに問い合わせたところ、あっさりと「弊社のエアコンに搭載されている再熱除湿は効果が期待できません」と認めました。
さらに、設計側に再熱除湿の設計が悪いと指摘しても、『設計上こうなってしまう』と、とりつく島が無いと、こぼしていました。
三菱エアコンの再熱除湿は、加熱側熱交換が上部にあり、冷却側が下部にあります。
上流部で熱した空気と、下流部で冷却した空気を混ぜてちょうど良い温度にするはずが、そうなりません。
本来の再熱除湿は、上流部で冷却することで除湿し、下がった空気温度を暖めるために下流部で加熱します。
家庭用のエアコンでは、この流れを作り出すことができないために、除湿した冷気と暖めた暖気を混ぜる仕組みですが、三菱はこれが機能しないようです。
三菱のズバ暖は、暖房機能が特に優れている良い機種ですが、再熱除湿を期待して購入してはいけないことがはっきりとしました。
我が家の全館空調に採用した理由は暖房機能ですから特段の問題はないのですが、あるのなら使おうと思った再熱除湿の操作が意味のないものだと分かったことは残念です。
