時間が空いているときに
こうして文字を書く。
文字を並べて文章にしていく。










慣れた僕はキーボードを
本当に鍵盤のように、
歌うようにリズムに乗ってタイプする。











生きがいだとか、生きている意味とか。
そんなのを忘れてしまって幾日か。
僕は予定を埋めることに
ただただ必死になっていた。









誰かに会って誰かと喋って忙しくして。
誰かに会えばそれだけ
誰かに求められていると思えるし、
寂しさを埋めることが少しはできる。









ひとりで狭い部屋にいると、
息が苦しくもがきたくなる。









たぶんそれはこの世に
自分しかいない感覚になって、
僕だけがふわりとして漂っているから。










そこで僕が誰かと繋がれるように
こうして文章を書いていれば、
その寂しさも少しは埋めることができる。









誰かがこれを読んでくれる、
僕はきっと一人じゃないと。










自分自身の心に
手紙を書いているのかもしれないね。









だけど、これを読んでくれる
そんなキミを想像したりもするし、









どんな顔で今何してるのかなとか
そんなことを思ったりもする。










僕にしかかけない文章があるだとか、
僕にしか綴れない言葉があるだとか。









そんな勘違いも夢の中だな。










最近はずっと夢の中にいるというか
夢であってほしい。
って思うことばかりだ。









幸せは現実なのか夢なのか。









失って、
夢だったのかもしれないって思ったり。










だから「夢」ってワードは
そんなに咲音は使わない。









夢のようって歌詞とかよくあるけど。
僕は「夢なら覚めて現実と教えて」
ってどっかの曲で書いた。











幸せもタイプ別に並べれば、
ひとつはきっと掴めるはず。
僕が欲しい幸せじゃなくても、
答えはまだわからないから。











こうやってまだ文字を書けている。
読んでくれている人がいる。











それもそれで幸せなんだな。











幸せは奥歯で噛みしめない。











ぢゃまたなん。