はじめに


私はこの事件に関して、劇団側に問題があったとは思っています。
しかし、先日の会見はあくまでも「ご遺族側から見た真実」であり、さらに弁護士によって余計なところが省かれ整えられたものです。

そもそもこの件を、加害者の劇団&宙組と被害者のAさんとして考えるのではなく、

Aさんと彼女をとりまく全ての人達の関わりを想像し、現在皆が悲しい思いをしていると考えるところからスタートしてみてほしいです。

○○さんにとっての真実
▲▲さんから見た真実…

関った全ての人達の数だけ真実は存在し、テレビなどで放送されている情報だけでは、ほんの一欠片しか垣間見ることはできないのです。

私がこれから書くことは、あくまでひとつの可能性です。本当のことは誰にもわかりませんし、私達のような部外者は今後も知ることはないでしょう。おかしなところがあるかもしれませんがご容赦ください。


会見を見て、ひっかかったところについて書きました。
自分のもやもやを吐き出すために書いたものなので、共感しなくても構いませんので、そっとしておいてください。

劇団は本当に何もしていなかったのか


多くの人が、
この1か月ご遺族への謝罪もなく、しかもヘアアイロンの件を事実無根と隠蔽しようとした、劇団が悪い!というイメージを持ってしまっています。

その通りである可能性もあります。
そうではなく、少しずつ違っている可能性もあります。

まず、「謝罪をしなかった」という言葉は出てきていないように思いました。
「劇団側の会見の時にも、劇団が責任を認めるような言動はなかった」と言っていました。

最初の劇団側の会見を見ていないのでわかりませんが、
例えば、理事長は当初はいじめやパワハラがないと信じていたため、劇団側に責任があるというような旨の謝罪の言葉ではなかった、とか。
「この度はお悔やみ申し上げます。関係者の皆様にご迷惑をおかけして申し訳ございません。亡くなられた原因についてはこれから調査していきますので…」みたいな?
あくまで私の想像ですが、もしこのような文言ならばご遺族は納得できないでしょう。

あとはご遺族の元へ出向いたが、会ってもらえなかったことも考えられます。

他にも色々可能性はあるでしょう。

そして、いくら責任を認める言葉がなく事実無根だと隠蔽するような発言をしてしまったとしても、
「この1か月何もしていない」ということはさすがに無いと思います。調査や全団員のケアや今後の話し合いなど様々な対応があるでしょう。


少し話は逸れますが、やり手の弁護士さんですから、ご遺族側により多くの大衆の気持ちが集まるように上手くやっているのかもしれません。

仮に劇団側の会見で事実無根と言ってしまった後に調査により事実だったと判明したとします。
しかし次の劇団の会見(調査結果の報告)で事実だった旨を述べても、「遺族側の会見で言及されたから慌てて本当のことを言った」というイメージになってしまいます。

もうすぐ行われる劇団側の会見・調査結果の報告に関しても、遺族側の会見により色々ばらされたので慌てて劇団も会見したというイメージを持つ人もいるでしょう。始めからこの時期に予定されていたものなのに。

(気になったのは、わざわざ生徒手帳を持ってきたくだりとご遺族のコメントのところです。

生徒手帳の文はあんまり関係がないように思いました。いくら真面目な生徒さんでも、生徒手帳にそこまで重きをおいていないような…。
亡くなられた方の私物をあえて見せることによって、無念さや悲しさが煽られる気がします。

それから、無いと思いたいですが、ご遺族のコメントって弁護士さんが少し添削のようなことをされたりはするのでしょうか?
例えば文章の並び替えだとか、この部分を具体的に書いた方がいいなどのアドバイス的な…。
だからといってご遺族の気持ちが正しく綴られたコメントであることに変わりはありませんが、聞いた人々の気持ちにより訴えかけるような形に整えられているかもしれません。)


過労とパワハラが原因なのか


弁護士は過労とパワハラに焦点を絞ってお話されていましたね。これは弁護士として当たり前ですが、劇団側の責任を追及しやすくするためでしょう。

しかし本当にそれだけが理由だったのでしょうか。
たくさんの様々な事柄があってそうなってしまったのかもしれません。

過労やパワハラで極限状態だったかもしれませんが、最後のきっかけはもしかしたら別のことだったのかもしれません。

これは別に他に、原因となる人が他にいた!と言いたいのではなく、人が死を選ぶ原因や最後のきっかけは我々には到底わからないことだからです。
死ね!と言われて死ぬ人もいれば、
頑張ってね!と言われて死ぬ人もいるでしょう。

考えても仕方のないことですが、○○が原因に違いない!と盲目にならないように気を付けたいと思います。

その言葉は本当にパワハラだったのか


言われている本人がパワハラだと思ったらパワハラ、などと言われていますのでとても難しい問題ですね。

パワハラとされるワードだけを読み上げられても、正直よくわからないといった気持ちです。

いわゆるパッと見で「暴言」のような言葉は嘘つき野郎くらいでしょうか…。見たわけじゃないので何とも言えませんが。

その言葉を、どのようなシチュエーションで、どのような言い方で、どういう意図で言ったのか、様々なパターンが想像できるので難しいです。

そして、言われた側の人が身体も心もボロボロな状態であったり、性格・精神状態によっては、
励ましの言葉や鼓舞する言葉でさえも、追い詰める言葉に変わってしまうこともあります。

このようなパターンでなくても、自分の発した言葉が、思った通りには相手に届かなかった経験は誰にもあることではないでしょうか。




さいごに


ここに書き記したものは、あくまで私の想像であり私が今こう考えていた、という記録です。
どなたかを非難するつもりは一切ありません。
また、劇団ちゃんとして!○○のように改革して!のような感想は私も思っていますが他の方もたくさん書いていますので、ここではあえて触れていません。

今は、
同じく深く傷付いているであろう劇団の方々や団員の方々の心にも、寄り添うことができたらいいなと思います。