セシル:ここの記事を読んでいる奇特な者もそろそろいないでしょうね。
庭師:大変ご無沙汰してしまいましたからねぇ。
執事:一年ほど、全く動いていなかった気がしますが……。
庭師:シェフと執事殿はそうですが、私とセシル様は、それでも庭やカジノを少々。
セシル:今回の、年末あたりの多忙さは、スポンサーにとって殺人的だったと聞いていますよ。
庭師:ええ、それでも、リー船長は活動していたようです。 不思議です。
セシル:ほう…、さすがのクリスでも、知らなかったようですね。
庭師:? 何か秘密が?
セシル:スポンサーが、スマホ未所持者なのは知っていますね?
庭師:ええ、ガラケーに入っている恋海データ(他の乙女ゲームデータも)の数々を手放せず、スマホにする必要性も全く感じていなかったかと…
セシル:それでも、職場ではタブレットを使い、タッチパネルも使い。結果、スマホは持っていませんが端末タブレットは持つようになったのですよ。
執事:なるほど、そういうことですか。
庭師:???
執事:つまり、おそらくタブレットでリー船長が活動できるようにしたのでは?
セシル:ええ、その通りですよ。リーはこのところ、スポンサーが持ち歩いているタブレットから動いているそうです。
庭師:なるほど。それで……。
セシル:タブレットには、どうやら恋海のアプリも入れたようですからね。これで、ますます、スポンサーは我々に割く時間がなくなったということでしょう。
シェフ:皆様、特製馬肉ハンバーグシチューができました。
セシル:シェフの料理も久しぶりですね。
執事:では、城戸ワインをお持ちしましょう。
庭師:我々がひっそりと活動していることにどなたかお気づきになるでしょうか?
セシル:クリスが新年の挨拶回りをしたらどうです?
庭師:坊ちゃんのふりをしてもよい、ということですか?
セシル:私は、カジノでゆっくり楽しみます。ところで偵使はどうしました?
偵使:いますいます。食べさせてください。もう一年以上食事なんて……
執事:そういえば、ワールドもかなり放置ですね…。