■ はじめに
家にいるのに、なんとなくソワソワする。
やることはないのに、気持ちだけが疲れている。
そんな日ってありませんか。
「ちゃんと休んでるのに回復しないな…」
そう感じるとき、
実は 部屋や机の“ごちゃごちゃ” が関係していることがあります。
散らかっている=ダメ、という話ではありません。
ただ、空間の情報量は、思っている以上に心に影響します。
今日はそのことを、やさしく整理してみます。
■ ① モノが多いと、脳はずっと「処理」を続けている
人の脳は、視界に入った情報を
無意識にすべて処理しようとする性質があります。
- 置きっぱなしの書類
- 使っていない小物
- 山積みのモノ
- 生活感の強い景色
これらは、見ていないようで、ちゃんと脳に入っています。
つまり、モノが多い空間では、
脳はずっと小さな作業をし続けている状態。
休んでいるつもりでも、
実はあまり休めていない、ということが起こります。
■ ② 「視覚ノイズ」は静かなストレスになる
心理学では、
情報が多すぎる環境を 視覚ノイズ と呼ぶことがあります。
視覚ノイズが多いと、
- 集中力が落ちる
- 判断が遅くなる
- 無意識に疲れやすくなる
といった影響が出やすいとされています。
大きなストレスではなく、
じわじわ削られるタイプの疲れです。
だからこそ、気づきにくいのだと思います。
■ ③ 「片付け=きれい好き」ではない
ここで誤解しやすいのが、
「ちゃんと片付けなきゃ」というプレッシャー。
でも本質は、
きれい好きになることではなく、
脳が休める“余白”を作ることです。
完璧に整える必要はありません。
- 机の上に何もないスペースを少し作る
- 視界に入るモノを減らす
- 一角だけスッキリさせる
それだけでも十分効果があります。
■ ④ 余白は「心の呼吸スペース」になる
不思議なもので、
空間に余白ができると、
気持ちにも少し余裕が生まれます。
- なんとなく落ち着く
- 作業に入りやすい
- ダラダラが減る
これは気のせいではなく、
脳が処理する情報量が減った結果です。
部屋の余白は、
いわば 心の呼吸スペース のようなものかもしれません。
■ 少しだけ意識してみるなら
全部片付けようとしなくて大丈夫です。
- 机の上を30cmだけ空ける
- 今日使わない物を引き出しに入れる
- ひとつの棚だけ整える
それくらいの小ささで十分です。
「整える」というより、
「余白をつくってあげる」感覚で。
■ まとめ
空間の情報量は、
- 集中力
- 疲れやすさ
- 落ち着き
- 気持ちの余裕
に、静かに影響しています。
調子が出ない日は、
自分の性格や根性を疑う前に、
身の回りの“景色”を少し軽くしてみる。
それだけでも、
心は思ったより楽になります。