「タイトルがウゼェ(^q^)」

 
雷です。
こんにちは。
 
無駄に暇なので、お久しぶりの『妄想神域』ですw
。。。とはいえ、『妄想神域』記事の中でも、お話バージョン(?)の公開は初になるかも?!(覚えてないっていう
いきなりの4話ですが、まぁ深く無いから気にすんな的な。
いつもの日記をちょっと雰囲気変えて書いた感じ(?)。
視点とか何それおいしいの?的な自己満足駄文だぞぃ。
しかも、無駄になげぇww
。。。暇なんですね。わかります(ぇ
 
とりま、前提条件ね。
宝石ブルー全て雷桜さんの妄想です。
宝石ブルー登場人物は、全て同一アカウント。。。つまりサブっこですw 兄妹に見立てて、自問自答を擬人化した感じ?(意味不明
 
宝石ブルー登場人物宝石ブルー
ルベド(雷桜の双子の兄:青字)
※基本設定として、ルベドはシスコンですw
雷桜(桃字)
 
つながる花1つながる花2つながる花1つながる花2つながるうさぎつながるピスケつながる花1つながる花2つながる花1つながる花2
「ハーベイ・ウォールバンガーで❤︎をノック」
 
あの草色の髪は、あいつか。。。
人混みの中の後ろ姿だったが、あいつのアップルグリーンの髪の毛はよく目立つ。
 
買い物して家に帰るその途中、
ナディア城下の雑踏で久しぶりに妹の姿を見かけた。
あいつは、1人じゃどうにもならなくなった時にしか、連絡をよこさない。
主に愚痴を吐き出したい時ってヤツだね。
まぁ、連絡がないって事は、
『楽しくやってる』って事だろうから、いい事なんだけどね。
もう、お互い子供じゃ無いし、いちいち密に連絡を取り合ったりはしない。
兄妹なんて、そのくらいの距離感が丁度いいんだ。
 
いつもなら、その後ろ姿に無言で「元気で何よりw」って、エールを贈って、それでおしまい。。。なんだけどね。
今日は、右手に持ってたのが、新鮮なオレンジだったって事と、
あいつの格好が、、、なんて言うかチョット、、、いつもとベクトルが違うっつぅーか、、、
兎に角、違和感があったから、気がついたら、ポケットから出した携帯のコールボタンを押していた。
 
「。。。ルベド?」
「。。。あぁ、俺。」
「なに?なんかあった?」
「いや、特に用事はないよ。なんとなく。」
「なんとっ。。。久しぶりだね。元気してる?。。。よねw 私もわりと元気だぞ。そういや、最近ルベドんち寄ってないねw」
「うん。だね。。。時間あるなら、今から来る? いいオレンジ買ったんだよね。」
「を!いいね。ちょっと用事済ませたら行くわ。」
「ほいほい。分かった、準備して待っとくわ。じゃね。」
 
オレンジを粗塩で磨いてワックスを落とす。
シトラスアイスティー用は2mm幅のスライスにして、ラップの上に並べていく。その上からまたラップを引いて、またオレンジを。。。と繰り返して、ラップとスライスオレンジのミルフィーユ状態にして、保存袋に入れて冷凍庫入れた。
もちろん、帰りにあいつに持たせる分は別で袋詰してやった。
肌の綺麗なものは飾り用に使うから、冷蔵庫の方に詰め込む。
 
つまみは。。。長居させるつもりも無いし、
準備する時間もないし、、、って事で、ドライフルーツとナッツでいいだろう。
エッチングの入ったお気に入りのクリスタルの器にナッツを缶からザラッと入れる。
器のおかげか、それなりにお洒落に見えた。
そして、思い出す。
あいつの『入れ物。。。洋服』を。
まさに、このナッツのようだったあいつを。
 
「キャラにあってねーっつーのw」
 
思い出して、苦笑が漏れる。
 
 
「よっすー!」
 
チャイムも鳴らさず、ズカズカっと我が物顔で入って来た、妹の姿を見る。
いつもの一張羅のチャームパンクをダークパープルに染めて着ていた。
ああ、ね。
スッゲーツッコミどころ満載だったけど、とりあえず後回しにした。
優しい兄貴だからねw
 
「よっすー!じゃねーよw おま、勝手に上がって来るなよw」
「いいじゃん? だって、さっき電話で行くって言ったじゃん? さすがに、妹を家に呼んどいて、彼女連れ込んでにゃんにゃんしてたりはしないっしょ?w」
「。。。まぁなw」
 
お互い軽口を交わしながら、笑う。
雷桜は早速、ナッツをつまみはじめる。
ルベドは、そんな妹を見ながら、手早くカクテルを作っていく。
久しぶりだったが、カクテルが出来上がる頃には、お互いの距離は0になっていた。
 
「ををっ!スクリュードライバーですかw良いですなカナヘイきらきら
「惜しい、ハズレでーす。」
「あれ?違うの?」
 
飾りにグラスに引っ掛けたオレンジを軽く絞って、グラスに落とし込んで。。。ぐいっと飲む。
我が妹ながら、可愛くない飲み方だw
 
「あー。なんだっけこれw 違うってのは分かるけど。名前忘れちゃったー。」
「ハーベイ・ウォールバンガーね。」
「んー。スクリュードライバーより、ちょい甘くて良いよね。これも、好きだな。流石兄貴!好みを分かってらっしゃる❤︎」
「へいへい。」
 
お互いの近況と言う名のたわいもない話をツマミに出し合って、
雷桜が3杯目のグラスを開けた頃。
ルベドは、「ソロソロかな?」と、ポットの沸騰ボタンを押す。
雷桜のトロンとした感じを見て、
ナディアで感じた『違和感』を問いただす準備が出来た事を確信する。
だが、それより先に、『お小言』が出てしまうのは、自身が仕掛けた罠に掛かった妹への優しさと言えるかどうかは、疑問だ。
 
「雷桜ー。前にも言ったじゃん? 甘いカクテルは気をつけて飲まなきゃダメだってw」
「んー。」
「俺だから良いけど、外でこういう飲み方したらダメだぞ?」
「んー。」
 
すっかり「レディーキラー」カクテルに、牙を抜かれちゃってる妹に、暖かい紅茶を淹れながら、目的の『違和感』を確かめる。
 
「なぁ、雷桜。なんで、わざわざ着替えてうちに来たんだよ?え?」
「ふぇぇ。。。!?」
 
あきらかに『しまった』と言う表情を浮かべる雷桜。
ウチに来る前に、自宅によって着替えてきたのだろう。
兄の知る「いつも通りの妹」と言える洋服に。
 
「俺がさっきナディアで見かけた時は、その服じゃなかっただろ? ほら、ピンクのさ。。。」
「あー。やっぱりアレを見たのかぁ。それで、呼んだんだなぁー。くぅー。だまされーたぁー(゚ω゚)」
「だから、ほら。なんで着替えてきたのかなぁ?お兄ちゃん、雷桜のピンクのフリフリの幻蝶見たかったなぁー?(悪笑み」
「ぎゃー(OωO)!!!」
「雷桜があんな色の幻蝶を着るなんて、マジ、ちょー心配なんだけど? 何があった?!」
「なんにもないよぉー。」
「いやいやいやw そもそも、幻蝶着てるってのでも、驚きだっつーの! なんで、幻蝶なの?!」
「だってぇー。」
「だって何?」
「。。。うー。」
 
雷桜が口をパクパク開けて、バツが悪そうに言いよどんでいる。
酔いが回っていなければ、俺に言い込められるようなキャラでは無いのだが、アルコールのせいで、思考能力とともに、天邪鬼属性も低下してるので、吐露してしまうのも時間の問題だと思われた。
 
「だって。。。」
「だって?」
 
雷桜の声はかろうじて聞き取れるほどのものになっていく。
 
「。。。相方さんがさぁ。。。『かわいい』って言ってくれたから。。。このさ、チャームパンクの時はさ『似合ってるよ』とか、『らしい』とかとは言ってくれたけど。。。けどさ。。。。幻蝶着た時に、言ってくれたから。。。だからさ。。。」
「っ!!(*⁰▿⁰*)」
「ピンクは、、、その。。。分かってるよ。らしく無いって、似合ってないって思ったんでしょう。そんなの自分が1番分かってるよ。。。だけど、いつもみたいに軽く流されると思ってピンクにしたら、『かわいい』って言ってくれたんだもん。。。だからつい、、、そのままナディアにおつかいに来ちゃったんだもん。すぐに戻したもん。揚げ足取りみたいな意地悪しないでよぉ(;ω;)」
「っ!!!」
 
からかうつもりでいたのに、思いがけない答えに、こちらの方が、目を白黒させる事となった。
『まーじーか!!っw』
ニヤケと驚きとが顔面にデカデカと宣伝されてるような顔をしていたんだろう。
雷桜は、顔を上げて、俺の顔を一瞥するや、さっきまでの蚊の鳴く声とは、うって変わって、叫びというような音量で毒づく。
 
「ルベドの意地悪! ばーか!ばーか!!ダイッキライ!」
言い終わると、猫舌の雷桜にも飲めるほどに、冷めてしまった紅茶を一気に飲み干す。
そして、アルコールではないもので真っ赤にした頬をぷくっと膨らませると、立ち上がり、玄関の方へと足を進める。
 
「ちょ。待て待て待てw もうちょっと酔いが覚めてから。。。」
と、言いながらも、雷桜が言うことを聞かないことも分かっている。
冷凍庫から、オレンジを取り出すと、手早く用意してあった保冷用のバックに詰めて、妹の後を追った。
そしてそのまま、家まで送り届けることになるだろう。
『めんどくせーな』と言いながら。
幻蝶じゃなくて、いつものチャームパンクだろうと、
ピンクじゃなくて、ダークパープルだろうと、
『うちの妹が1番かわいいカナヘイハート』と、ふくれっ面の妹にポカポカされながら歩く帰路に幸せを感じながら。
ちゃんちゃん♪
つながる花1つながる花2つながる花1つながる花2つながるうさぎつながるピスケつながる花1つながる花2つながる花1つながる花2
 
まぁ。
あれだ。
腐ってても、闇落ちしてても、
雷桜さんも女子と言うことですよw
。。。と言うことを、言いたい。
そんな日の謎のブログ。
 
ピンクに染めた雷桜さんを見かけても、決闘申し込まないでくださいw
見逃してくださいm(_ _)m