「塔38階ストーリ―まとめ」
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→37階のストーリーまとめ:http://ameblo.jp/raiou2012/entry-12237097288.html
→38階のストーリーまとめ:http://ameblo.jp/raiou2012/entry-12237102860.html
※水色で、私なりの情景説明を足してます。
セリフ部分は、ゲーム内で、各キャラが吹き出しで話しているものです。
【39階・前】
38階でフィナールの剣に貫かれ(?)、サノ―ダスにその身体を奪われ、精神を乗っ取られていたアイザックが、サノーダズが弱ったことで、表面にあらわれる。
アイザック「僕・・・あの時姉さんと出会って・・・本当に良かったよ・・・。」
アイザック「姉さん・・・僕、数を数えるよ・・・100まで数えれば、後はもう大丈夫・・・。」
もう一突き、、、そう、このままアイザックの体にサノ―ダスを含有させたまま殺せば、、、サノ―ダスを無に帰すことができる。。。
そう、計画どうりに。
。。。アイザックを道連れにして。
分かってはいた事。
それでも、間際のアイザックの魂のつぶやきを聞いて、フィナールの構える手は躊躇する。
フィナール「くっ・・・!私は・・・どうすればっ・・・!!」
迷うフィナールに、今度はサノ―ダスが表面化して、煽る。
サノ―ダス「ハッハッハァ!どうした?計画は順調かァ!?くだらない感情に縛られやがって・・・!」
サノ―ダス「よく見ておけよォ?これからお前が手にかけるのはお前の最愛の弟だァ!」
そして、今度はアイザックが促す。
アイザック「4・・・5・・・6・・・姉さん・・・早く・・・。間に・・・合わなく・・・なる・・・・・。」
そして、また、サノーダス。
サノ―ダス「ハッハッハァ!これで弟を死なせるのは二回目になるのかァ?」
サノ―ダス「一度目は我に殺され!ここではまさか自分で弟を殺すとはなァ!なんと美しいことか!」
フィナール「私は・・・私の命と・・・引き換えに・・・・・。」
フィナールは、術式を展開し始める。
サノ―ダス「ついに狂ったか!こんな下等種である人間の為に!自らの命を犠牲にだと!?」
フィナール「お前の魂をどこへも行けぬよう私が結界となる・・・そしてお前は虚しくその魂だけで世界を永遠に彷徨い続ける・・・。」
サノーダス「不可能だァ!我は世界を超越する存在!そんな事出来るものか!!」
フィナール「サノ―ダス・・・力のみを求めて何になると言うのだ?何が残るというのだ・・・?」
サノ―ダス「お前の弟はとっくに死んだぞォ、残った魂もすでにズタズタだァ!!」
フィナール「アイザック・・・ずっと側にいるわ。愚かな姉を許して・・・・・。」
サノーダス「ああああああ・・・くそ、くそォ!狂ったヤツらめェ!!」
フィナール「貴方と過ごした日々が・・・私をこんなにも変えたわ。姉さんと呼んでくれてありがとう・・・。」
幻影鏡が再び不思議な光を発し始め、アイザックの姿を投影した。
サノ―ダス「うっ・・・くそっ!この術式・・・我と世界の繋がりを断ち切ろうというのかッ!?」
フィナールが命をかけて発動させた紫色の魔方陣が残されていた。
虚空から不吉な足音が聞こえてくる・・・注意が必要だ!
サノ―ダス「くっ・・・早く・・・この術式を解かねば・・・!」
【戦闘】
サノ―ダスを倒す。
・・・うーん。ここの解釈はまだうまくまとならないんだけど、
サノ―ダスの本体の魂はアイザックの体の中にある状態で、フィナールに貫かれたことで、アイザックの体の寿命が切れようとしている。
また、魂を転移してその存在を移動させながら、生きることはできるんだけど、その移動には毎度、完全融合して、それからつぎの器に移動して、、、と、それなりの儀式なりを踏まないとできない。
その繋ぎがきちんとしていないと、世界の理に不条理として無に帰されてしまうため。
当初の予定では、アイザックの体に入れたままサノ―ダスを討つつもりだったけど、
それだと、アイザックの魂も消滅してしまう(死ぬことは死ぬんだけど、魂の消滅は避けたい、、、っていうか、そういう考え方)ので、それをさせないために、
フィナールは、自分の命を引き換えにサノ―ダスの魂を入れる入れ物を作り(→これが、ここでの戦闘で出てくる『神の息吹』ってタイトルを付けてるサノ―ダスだと思う。)、
アイザックの体からサノ―ダスの魂をこちらに入れ、自らがその檻となって、サノ―ダスの魂を封印しようとした。
また、サノ―ダスは、その術式を解こうと、自らも器を作りだし、そちらにどうにかして自らの魂をうつそうとしていた?→だから、サノ―ダスの姿の分身みたいなのが周りに沸くのかな?
ちょっと、「神の息吹」をつけたやつ以外のSSを取ることができたないから、いまいち確証が持てない。。けど、多分そうだと思うw我ながら、見切り発車だなぁ。
サノーダス「何故だッ・・・何故この術式を解く事が出来ぬッ・・・!!」
サノ―ダス「フィナールーーーッッッ!!」
サノ―ダスの姿は消え去った・・・。
【戦闘終了】
魔方陣に包まれるサノ―ダス。
フィナールの術式によって用意された器にサノ―ダスの魂は封印されようとしていた。
サノ―ダス「あぁ!力・・・力がァァ・・・!!」
サノ―ダス「我は・・・さらなる力をッ・・・!あ、ぐううぁぁ、あああああああ!!!」
フィナール「アイザック・・・私の、大事な弟・・・・・。」
フィナール「私の魂はいつまでも貴方と一緒にある。ずっとずっと繋がっているわ・・・。」
フィナール「貴方がどんな存在になったとしても、私から手を出すことは出来ないわ・・・。」
フィナール「たくさん苦労をかけさせて・・・ごめんね・・・・・。」
フィナール「私も貴方のように・・・数を数えようかしら・・・。」
フィナール「フフ、100まで数えれば・・・もう大丈夫、だったかしら・・・・・?」
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【39階感想】
回数登れてないので、SSが若干足りなくて、ちょっと解釈的に確信が持てないんだけど。。。![]()
幻境の実装前にまとめきっちゃいたいので、見切り発車だけど、アップしておくね。
39階は、回想シーンも戦闘も短め(?)だけど、
36〜40の話の1番のクライマックスシーンだと思う。
フィナールの決断というか、、、
私が感じたのは、
フィナールは本当の弟の仇のサノーダスを打つ為なら、「アイザックの命すらも使うつもりでいたし、その魂すら消滅しても仕方がない。。。」って考えていたけど、
一緒に過ごす時間の中で、血縁も無いし、種族も違うけれど、
アイザックもまた、フィナールにとっての「弟」になっていたっていう気づき。
そして、二人の弟のために、自らの命で術式を発動させる、決意と愛。
泣かせるわ![]()
たださ、ちょっと思うのが、
姉弟。
弟は二人とも同じ名前の、アイザック。
「魂」っていう考え方。。。
どうもこの辺のモチーフがさ、31〜35階の話に出てくる、「魂は同じで、それが色々な時代だったり、種族。。。というか人形にすら入ることがあるっていう事だったり、愛した人の魂は、姿が変わっても気付くものだ。。。」っていう話に似てる。。。というか、そういう風に付け加えやすい感じがしてしまって、そうだったら嫌だなーって思うんだよね。
私的には、2人のアイザック魂は別であってほしいのだ。
血縁でも、魂でもなく、
過ごした時間が、
互いを思いやる気持ちが、
姉弟という「絆」になる。。。って方が、なんか好き。
同一魂だから。。。とかっていう安いもので片付けて欲しくない。。。っていう、私のわがままですかねw