来たる10月30日に行なわれる同人誌即売会で頒布予定の同人誌「宇宙戦艦ヤマト2204-2206」が完成しました!人生初の(そしてもしかしたら最初で最後の)同人誌になります!ヤマケットでお手に取ってもらえたら、とても嬉しいです。


この小説は、リメイク・シリーズである「2199」及び「2202」の続編であり、完結編でもあるという内容の二次創作になります(以前、このブログで公開していた「宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅立ち・想像篇」はその原形で、大幅に改稿してあります)。


特定のキャラクターやシチュエーションを取り上げるのではなく、公式作品のまだ語られていない先のストーリーそのものを書いたものです。我ながら、とんでもないことに挑んだものだと、今更ながら思います。


なぜこのように無謀な所業に及んだのかと言いますと、とにかくリメイク・シリーズの続きが見たいという一心でした。

2199に始まり、2202に続いたリメイク・シリーズは、基本的に、原作シリーズの良さを生かして欠点をカバーするという作り方が、原作好きだった私にとても刺さりました。

ですから2202のあとに2205が更に作られると告知されて、飛び上がって喜びました。同時に、今度はどのようなアプローチでリメイクされるのか滅茶苦茶ワクワクすると同時に、「俺ならこうするぜ」というアイディア(妄想)が次から次へと湧いてきました。


ところが、製作決定の告知があってからずいぶん時間が経っても、全く公式からの続報がなく、ものすごい情報飢餓状態に置かれたことは、皆さんも共有されたと思います。

その飢餓状態に耐えかねて、「公式がやらないならワシがやったる!」と思い立ち、かねてから湧き出ていた妄想を実際に小説として書き始めたという訳です。

その後ようやく、2205がリリースされ、現在はまたREBEL3199待ちの状況ですが、公式が2205をリリースする前に、本書の該当部分である「新たなる旅立ち」は書いてしまっていて、その後のストーリーも既に考えていたので、結果的に2205から公式とはパラレルな関係になりました。


ですから本書は、2202の直後に分岐した別の世界線の物語と捉えて頂ければ幸いです(実際原作も、「さらば」と「ヤマト2」は別の世界線になりましたからね)。

という訳で、パラレルワールド(マルチバース?)のヤマトの物語、「新たなる旅立ち」から「永遠に」「ヤマトIII」「完結編」に至るドラマを、読んでいただけたら幸いです!