岩合さんの、プロフェッショナル~仕事の流儀 | Why Does It Always Rain On Me?

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岩合光昭さんの「プロフェッショナル 仕事の流儀」。

録っておいたの見終えた。


ここ何年かの猫ブームと「ねこ歩き」で、

猫ばかり撮ってるおじさんの印象強くなってるのでは?

の岩合さん。

猫も可愛いけど、

他の野性動物の写真のほうがインパクトあって好きで、

感動さえするので、なんだか寂しいと思う今日この頃。


猫撮影してる岩合さんをずっと追ってる冒頭は、

これちょっと最後まで見るの時間かかるかも

(飽きて、何度かに分けるパターン)と思ったけど、

中盤から俄然面白くなった。

まず、岩合さんのお父さんが

日本初と言われる動物写真家だったと知らなかった!

ライオン等の野性動物の食物連鎖の決定的瞬間を

ずっと狙い続けて撮れない日々の続いたある日、

キリンの草食べてる姿の美しさに目を奪われて、

動物の日常を撮り始めたというエピソードも素敵な話だなぁ。


「人と人もそうですけど、

違いを認めてあげることが

一番大切じゃないかなと思うんですよね。」

一番印象に残った言葉。

結構難しいことだけど、

世界中の人々全員がこれをできたら、

それは平和につながることなのかもしれないなー。

猫は平和的な動物(単に好きってのもあんだろけど)。

そんな猫を世界中で撮り続けているのだね。

ボスニア・ヘルツェゴビナをおとぎの国として撮る

(破壊的なところじゃなく)っていうのも

すごい、なんか分かってるよねぇ的な(笑) 。


なんかさ。

数年前に見た岩合さんの写真展で。

追止めなければならない温暖化・環境の悪化、

絶滅していく動物の話をダイレクトに表現していて。

長い間、世界中を撮り続けてきた目、

だからこその説得力やその考え方が

画像と共にわかりやすいし、かっこいい。


でも、なんで最近、猫ばかり? と訝しがっていたけどさ。

「この動物とか自然が 今 残ってることが 

とてもすばらしいことじゃないかと

それを保たなきゃいけないということを言っていきたいな。 」

って、やっぱり主張したいとこはそこなんだねぇ、と思う。


キレイな夕日とか、小鳥のさえずりとか、

木々の匂いとか感じるたびに

私もいつもそう思うよ。