茨城県北芸術祭 KENPOKU ART 9  山:常陸大子 | Why Does It Always Rain On Me?

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Cafe、旅、写真、お笑い、アート、雑貨、廃墟好きのつぶやき。イングランド人Jやんとの日常、ギャップ話などなども。

⑯常陸大子駅前商店街
daigo cafe を商店街に点在する作品散歩。

地域おこし協力隊事務所2階の1室。
大子の人々によって数十年前に撮られた8mmだそう。
子供たちの運動会の様子とかただ子供たちが遊んでる姿とか。
他人だけど、懐かしい。どうやって、発掘したんでしょうか。。。
ずっと見ていられるけど、時間がないので次~。

商店街の一角にガイドにはないのに、
人々が入っていく謎の建物。
恐る恐る入ってみると・・・
手前に作品らしき物体、その奥にはこたつの部屋&おばちゃん?!
コントみたいだけど、たぶん普通に芸術祭に場所を提供しているのでしょうね。
ここに立つと自分が4人に映るね~と盛り上がり、
近くにいた2人組のおば様チームと和気あいあい譲り合いながら撮影。

おば様チーム、「お尻がいいわね~(爆)」的なノリ。
ポーズしてしばらく止まっている人に、いきなり。
カシャカシャカシャカシャカシャカシャ・・・・(連写)
「何枚撮ってんのよ~」
タイミングが絶妙しすぎて、みんな爆笑。

街かど美術館に移動。
ここも東京藝大の作品が並び、塗り壁みたいのに、
顔入るくらいの穴2つの作品に、迷ったあげく顔入れて撮影。
(足湯のカメラマン紳士に偶然また会って撮ってくれた)
スタッフおば様によると、この穴は怪物の目だと思うけど、どう思う~?!と。
かわいらしい。そして、コーヒーを入れてくれてしばしおしゃべり。
この美術館は、元々常陽銀行で(数十年前に移転)、一般の方が買い取って、
好きな美術を飾っているらしい。
(コーヒー飲めるカウンター前に銀行のなごりの重厚な扉が)
「また、大子に来てくださいね~」と見送られ、
麗潤館へ。

元病院の建物。
ここでも、おばあちゃんがスリッパを並べて、どうぞ~
と案内してくれる。

何がインパクトって、ここの元病院感がハンパない。
大子の昔の建物の生存率、保存状態のよさに感動する。

シャボン玉が落ちてきては、器の中に浮きながらしばし静止。
どういうシステムで?!

シェアオフィス(旧森山写真館)。
スタッフのおじさんが作品のひとつのように座っていた。


道端でアップルパイなど売ってるお店のおかあさんに、気になっているリンゴ、
こうとく(名前はスマホで調べた)のことをまた訊いてみると・・・
やはり、大子の人しか食べれない時代が続いていたが、
ここ数年インターネットができてから、
決まった人ばかりがネット注文で買い占め、
高くなったりして、地元の人も食べられなくなった、と。
「姉の子なんて生まれた時からそれしか食べてないから、
リンゴっていえばあの味なのに、食べられなくなっちゃったから~」と。
せつない。
こう考えると、初原小のおかあさんの親戚のリンゴ、超貴重Σ(゚д゚)?!


⑰袋田の滝
滝に向かうまでに、豊年満作にアップルパイを並んでないすきに買えた。
ら、まだ温かいじゃないか!ってことで、その場でパクつく。
うまいっ!!! 寄り道しながらやっと滝。

久しぶりに来た、袋田さん。
そのずいぶん久しぶり感を、エレベーターとか付いてて実感。
展望台がもっと上バージョンがあり、
この滝が海底噴火によるもの等の説明とかいっぱい増えてて驚く。

大子の旅は、
アートよりもなんだかその先々で会う人々のインパクトが残る旅だったとさ。


TO BE CONTINUED・・