11:00頃、近隣の整形外科より
「Tさんの診察に立ち会いをしてほしい。」
との連絡があり、整形外科に行くことのなった。
Tさんは最近両足の膝から下が痛いとのことで、、今日の10時頃から一人で整形外科に通院していた。
Tさんは90歳、女性、要支援1で、認知症もなくほぼ自立しているので、一人で通院している。
整形外科に到着すると、待合室にTさんがいた。

少しして診察に呼ばれ、Tさんと一緒に診察室に入ると、すでに先生は怒っており、
先生「以前にも脊柱管狭窄症って言うてんねんけど、そんなん聞いたことないって言うし、
点滴で痛みを和らげるかって聞いたら、したくないって言うし、
痛み止めも飲みたくないって言うし、どうしたらええんかわからへんわ!」
僕「Tさんはどうしてほしいんですか?」
Tさん「治してほしい!」
先生「さっきも言ったけど、脊柱管狭窄症で神経を圧迫してるから治すのは難しい!」
みたいな不毛なやりとりが続いたが、先生が折れるようなかたちで
先生「MRIでも撮って、原因調べたら治す方法が見つかるかも知らんけど…。」
Tさん「MRI撮ったら治す方法見つかりますの?」
先生「それはわかりません!」
Tさん「じゃあどうしたらよろしいの?」
僕{それはTさんが決めてください。僕は責任取れないんで…。」
みたいなやりとりが続き、最終的には提携している病院でMRIを撮ることになった。

Tさんは年相応の物忘れはあるが、認知症はない。
ただ性格的に自分の言いたいことを言って、押し通そうとする。
整形外科から帰り、長男さんに連絡すると、MRI検査の付き添いをされるのとことで、、今回の経緯を説明すると
「本人の納得のいくようにさせてあげてください。」
とのことで、ご家族は本人のことをよくわかっているようだった。
施設の職員に今回の話をするとみんな笑っていた。
