[A14] 18-200mm 1:3.5-6.3 [IF] MACRO TAMRON
タムロンの高倍率ズーム、A14だ。このレンズの発売年である2005年は、デジタルカメラとフィルムカメラの販売台数が逆転した年だ。
A14は低価格でコンパクトな高倍率ズームレンズとして注目を集めた。
APS-Cで18-200mmという焦点距離範囲は、フルフレーム換算で27-300mmになる。
これは一般的な撮影なら、ほぼすべての被写体に対応できる焦点距離範囲と言える。
それなら「どこまで使えそうか」、チェックしてみるのも楽しいのだが、今回、撮影に当たって、一つ大きなミスをやらかしてしまった。
α7RをAPS-Cモードで使う場合、画質選択は「EXTRA FINE」を選ぶべきだと思うのだが、「FINE」で撮影してしまったのだ。
そのため、描写にややザラつきが出てしまっているが、このレンズの問題ではない。あくまでも撮影者の問題だ。(^^;
絞りはF16付近まで絞り込んだ。もちろん、絞り込み過ぎると回折の影響で解像度は下がる。
しかし、絞りを開いた状態ではレンズの欠点がモロに出てくる。この高倍率ズームレンズの場合、光学系への負担を考えると、ことさらに欠点が多く出そうだ。
それなら、回折の影響があるにしても、絞り込んだ場合のメリットの方が大きいだろうと考えた。
なんだか今日はやたらと暑い。それなら木立の中の水辺の道を歩いてみようかという気にある。七ツ洞公園だ。
程度が良いにもかかわらずジャンク箱に二束三文で転がっていたレンズなのだが、どんな絵を見せてくれるだろうか。