ANASTIGMAT 1:3.5 F=75mm
E-LUCKY HEART INDUSTRIAL CO.
 
 
 
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不思議なレンズだ。引伸ばしレンズで「ラッキー」名は藤本写真工業から販売されていたものだが、このレンズに「藤本」名は入っていない。

 

「E-LUCKY HEART INDUSTRIAL CO.」とあるだけなのだが、ラッキー・ハートとはなんなのだろうか。よほどいいことでもあったのだろうか?(^^;
絞り羽根枚数は10枚と多く、作りはていねいだ。製造は1950年代のものだろうか、不明だ。
 
で、このレンズ名の「アナスティグマット」だが、この名称が最初に登場するのは1890年と、きわめて古い。
「各収差が良好に補正されているレンズである」ことをアピールした、最初の光学系と言えるだろう。
 
だがその後トリプレット(1893)、ダブルガウス(1896)、ヘリヤー(1900)、テッサー(1902)などが次々に登場した。
アナスティグマット名は20世紀前半のスプリングカメラのレンズにその名を残していたが、20世紀の後半に入ってからはすっかり姿を消してしまった。
なぜ今回ご紹介するレンズにこの名前が付いているのだろうか。謎なレンズだ。


気温も下がってきた。もう今年の緑も最終の時期を迎えている。
このレンズとはとくに目当てもなく田舎道でもめぐり、残った花々をさがしてみようか。
通りすがりの、村の鎮守様を訪ねるのもいいだろう。
曇りの日が多く、光の彩は期待できないものの、さまざまな絵が見つかるだろう。
 

 
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Schubert: Arpeggione Sonata (Rostropovich / Britten) (3/3)