マイミクのマイミクさんで、英国在住の日本女性の日記です
 
何度も何度も読み返して、涙が止まりませんでした
ご本人の許可を得て転載させていただきました
 
被災地のみなさん、ひとりじゃないよ!
こんなすばらしい友人たちが世界中にいるのです。

自閉症の子供達の学校で働くこの方が 泣きながら日本への想いを話した事から
小さな支援の輪が出来、この大イベントへ繋がりました

少し長くなりますが、
以下彼女の日記から、日を追って

 
3月17日(木)
・・・ 朝の引き継ぎの時に時間をもらって
日本の状況、また、頑固頭で滅多に助けを受けない日本が
自立心や、遠慮深さや誇りの問題はこっちでは理解しにくい部分が在るので、頑固頭というのが分かりやすい
今は助けを求めてる。それほどの状況なのだということ。
 
そこに存在しなかった事、こうして安全な場所に自分をおく事の
個人的な後ろめたさ、そういうことを鼻水まみれで話をしました。
沢山の職員が沢山の募金をしてくれました。
ボランティア要素の強い職種で賃金はスズメの涙だというのに。。
 
アンジーから素敵な話を聞きました。
彼女の家のそばに住む、重い知的障害のある女性ですが、
数日前からとても忙しくしているのだそうです。
 
彼女はBBCで映し出される日本の被害状況に心を痛めて
毎日画面に見入ってた時に、小さな赤ちゃんに気付きました。
”私にも出来ることがある。こうしていられない!”
それから時間を惜しんで彼女は赤ちゃんのブランケットのモチーフを
大量生産しているそうです。
それを繋ぐのはどうやらアンジーになりそうですが
彼女は、毛糸なら沢山屋根裏にあるから
これからは毎日忙しくなる!と張り切ってせっせと手を動かしているそうです。
 
こういう人の気持ちが本当に嬉しく
私も頑張ろうって思うようになります。
 
さて、ローカルの日本人たちも、じっとしていられません。
多分気持ちは皆同じ。
離れていても、気持ちは日本にあります。
あっという間にアイディアが集まって、
今日と土曜の市場の日にイヴェントをして募金集めを致します。
私は昨日からビスケットの大量生産に入りました。
わたしと娘も土曜は一日活動しにいきます。
友人の一人が某日本企業のロンドン支社に勤めていて
会社が従業員の集めた募金を倍にして赤十字を通して
日本に送ってくれる事になっています。
学校の募金も、市場の募金も全て彼女に託して
この企業を通して倍にして、日本に送ります。
 
そこにいなくてごめんなさい。
でも、ここで自分達に出来る事
一生懸命して行きますから
心を強くしてなんとか踏ん張っていて下さい

 
3月19日(土)
明日の募金イヴェントがたったの5日で大きくなりました。
パワフルな日本人妻達が奔走して
TESCO, Morrisons, M&S などから沢山の景品を出してもらって
42インチのフラットテレビ、
ホームオーディオシステムなどてんこもりです。
イギリスの赤十字も取材にやって来ます。
この街の市長も参加しに来ます。
津軽三味線の奏者も駆けつけてくれます。
お揃いのTシャツも無料で手に入れました。
すごいなあ。。。5日間でできることってこんなにあるんだ。
私は前準備には参加出来なかったけど
明日当日は9時半の準備からはいって、夜の集計作業迄参加します。
体力だけは誰よりもあるからね。。。
山盛り焼いたアンザックビスケット、
アメリカンチーズケーキ、(まだ冷えてないから冷蔵庫に入れられないから
寝られない。w)
アンジーが持って来てくれたピーカンナッツコーヒーケーキ。
職場のみんなの想いの募金を持っていって参ります。
ちょっとでも寝なきゃね。
 
最後に、今回募金を二倍にしてくれる某日本企業の社員の若い日本人女性からの メイルです。
 
がんばれ、デボンシャー!
 がんばれ、ハートフォードシャー!
 がんばれ、世界の邦人!

 がんばれ東北!
 がんばれ日本!
 
 これくらいじゃ、日本人は負けんぞ!
 気合いれて行きましょう。”
 
 
3月21日(月)
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この糞天気のイギリスにも慈悲の心があったのか
イベント当日はぴっかぴかの快晴。
こんなに日本人いたのかよ?と思うような人数が押し掛けて
一時間という短時間で会場セッティング完了。
募金隊、リーフレット隊が市場に出掛けて
グレーにエナメルっぽいてかてかの日の丸が真ん中にはいるTシャツ着込んで呼び込み。
日の丸の上にはガンバレ日本
日の丸の中下側に Stay Strong Japan
 
会場が開くと同時にたくさんの人がなだれ込んで来た。
直接、イベントで売ってくれと手作りの品々を持ち込んでくれるイギリス人も
かなり沢山いて、みな、売り物のおつりも募金にしてと言ってくれる方が多かった。
時々かけられる温かい言葉の数々に、スタッフは半泣きになるしかなかった。
 
オークションやら三味線に民謡、演歌披露
和太鼓の演奏等、舞台でのイベントともに
持ち込まれた、お寿司、唐揚げやら焼きそばやら
見る間に売りつくされていった。
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アンジーが焼いてくれたケーキも、私のケーキも
何百も焼いたビスケットも、あっという間に完売した。
 
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11時から3時迄の開場。
3時間際にカウントダウンをして、みんな湧き上がってお互いをたたえて
アドレナリン常時分泌のイベントが終わった。
喜びや達成感に浸る間もなく一時間での撤収作業。
さすが日本人。準備もそうだけど、撤収作業も驚くほど早い。
掃除も何もかも完璧に指示も無しで進んで
4時にはここでの喧騒が嘘のようにがらんとした開場を眺めた。
 
そこからは責任者2人と集計を志願した私と三人での集計作業。
凄まじい数のコインに、お札との格闘。
昔とった杵柄は20年を経た今も健在でした。w
お喋りしててもちゃんと5枚ずつ数えられるこの手についた職、
どこにも、活かす場所のない事を悔しく思います。w
 
集計が済んだのは始めてから5時間半を経過しての11時過ぎ。
コインがびっくりするほど多かった上に
他の2人はする事が多すぎて私がほとんど一人でやったせいもあるけど
でも、久しぶりのこういう作業楽しかったです。
 
結果は
なんとたったの4時間で 16500ポンドを越えました。
これからもっと増えてゆく予定です。
今、ポンドが安くてとても悔しい。
日本とここの生活物価等で考えると本当なら330万という価値くらいはあるはず。
でも、円高のせいでそれが220万ちょっとに目減りします。
どうか少しでも多くの被災者の救済に利用してもらえますように。。。
イギリスのハートフォードシャー、おもにこの街近辺の日本人からのエールです。
 
エクストリームスーパームーンの下、帰宅すると午前二時を回っていました。
キッチンの換気扇の下でご褒美の一服。ティーをゆっくり飲んで
ことんと眠りにつきました。
 
皆さんの生活の不安は
金銭だけではないですね。。。それは重々分かっています。
でも、これがここに住む私たちが今日本の皆さんに出来ることなのです。
どうか、皆様が一日でも早く、安心して生活出来る日本を
また作り上げることができますように。
 
       Stay Strong Japan!!