離れて暮らす息子を想う母のブログ ~Reach for the son~

離れて暮らす息子を想う母のブログ ~Reach for the son~

3人の息子にいつか届くと信じて書いています。

離婚、モラハラ・DV、接近禁止命令、不登校、片親疎外症候群、面会交流調停、洗脳虐待、子の連れ去り、子の引渡し審判...などなど経験しました。

それでも、自分の人生を今日も生きていく。

東京の私が暮らす地域では、今、大雪警報が発表中。

 

みなさま、お足元に十分注意の上、暖かいお家へ帰れますように。

 

雪を見ると、どうしても子ども達と過ごした日々のことを思い出す。

 

長男が2歳になる前、東日本大震災の翌月、東京から北海道の豪雪地域へ移住した。

それから2019年までの8年間、雪国で過ごした。

 

 

離婚してすぐに、子供たちが走り回れる家が欲しくて、

スキー場の真下の黄色い小さな平屋を買った。

 

当時は、離婚して子どもを育てるのに必死だったから、正社員で介護の仕事をさせてもらった。

24H保育園併設で、子どもと一緒に夜勤もできた。

 

そこで働く人々は、みんな色々なものを抱えながら、

強くて優しい素敵な人たちばかりで、

私と同じシングルマザーも多かった。

 

今でも彼女たちとは親友として繋がっている。

 

ご利用者さんの中には、シベリア抑留を体験され方や戦争経験者が多かったため、

たくさんの貴重な話を聞かせていただいた。

 

私は介護する側の人間だったけど、

「○ちゃんの声を聞くと元気になるよ」

「○ちゃんにお願いしたい」

「○ちゃん明日も来るかい?」

と言ってくださるご利用者さんから、むしろ私が生きる勇気をもらっていたんだと思う。

 

 

介護の仕事で手に入れた平屋の黄色い家は、古かったから冬は寒かったし、

ドカ雪が降ると車が埋もれて玄関が開かなくなるんじゃないと思ったけど、不安

 

 

冬は庭にカマクラを作り、

 

 

夏は庭で水遊びして、楽しかったな。

 

 

けど、時々この家に元夫が子どもたちに会うために訪れた。

今となれば、適切な境界線を引き、家にあげべきではなかったと思っている。

 

子どもたちのために買ったこの場所を守りきれなかった。

でも、結局はこの家が私を守ってくれて、私は今、ここにいる。

 

だから、私にとって、雪はとっても暖かい。愛