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みなさん、こんにちは。
アイリスと申します。

自分の心こころに正直に、明るく、楽しい毎日毎瞬をころころ笑いながら  すごしていきたいなと思う中で感じたことを綴っていきます。

よろしくお願いします❗️

今、3日前に届いた「さとうみつろう率いるバンド サノバロック 『グラビトン』」を聴いています。

実は、届いた日は注文していた事も忘れていて(というか主人が勝手に注文してた)、慌てて着払い料金を払い、失礼ながら全く期待しないでCDかけたんです。

音が出てきたとたん、
胸が熱~くなって涙が溢れ出てきました。
あったかい、柔らかい、優しい想いにふわっと包みこまれました。

ぎゅーって押しつけな感じではなく、ふわっと薄い絹布を背中にかけてもらったような
本当に本当にさりげなく優しい気持ちと一緒にふわっと包み込まれたように感じたんです。

泣きながら何度も何度も繰り返し聴きました。


私は、このCDが届いた2週間前に父親を病気で亡くしました。

若い頃は決して良好とはいえなかった父親との関係。

葬儀後、友人にこんなメールを送ってました。




「生前の父親は大酒呑みでうるさいし、いつも怒ってるし暴言吐くし中々他人には言えない大変なこともあり私の中ではネガティヴ90%の人でした。

家族なのに喧嘩ばかり、普通に「ありがとう」とか言い合えない父親でしたが、緊急入院して息を引き取るまでの2カ月足らずの入院中は穏やかな父親の「ありがとう」を何度聞けたことか!

そして私も病院への行き帰りの車や風呂、布団の中でなぜだかお父さんありがとう!ってずーっと言ってた。

本当に穏やかで安らいだ優しい時間を2カ月過ごせた!夢のような幸せな時間だった。その時間は限りあるのわかってたから本当に毎日瞬間を味わいかみしめてたよ。

そして私が知らない、あるいは知ろうとしなかった父親の優しい側面を初めて実感できた。オセロゲームで90%黒のチップ置かれてて負けてたけど、最後の1枚で今までの黒が全部白に裏返しになった感じ。最後の最後で逆転ホームラン!な感じ。

この2カ月は神様?宇宙からのギフトだったよ。叔父や叔母は看病大変だねと言ってくれてたけど、とんでもない!私にとって夢のように甘美でキラキラした時間だった。

でもね、今は、やっぱりいろいろ思い出して、してやれなかった事へのごめんとか強烈な喪失感とか寂しさで号泣するのだけどその度に熱い涙が出て頭の中がグニャグニャに熱く溶けて、首から背中に熱いものが流れていってフラフラになる。

その度になんかフタみたいなのも取れていって、
小さい子供の頃、ただただ何の疑問もなく父親というだけで無邪気にお父さん大好き!っていうなつかしいような気持ちが、長い間せき止められてたのが滝のように押し寄せてくる。
何の色もまだついていない無邪気な愛が怒涛のごとくあふれてくる。
ああ、私はこれをずっと閉じ込めていたんだ!ということが身体を通して実感として理解できたよ。」

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私がこのメールを送った友人は、私に「さとうみつろう」の存在を教えてくれたひと。

その友人のすすめで、去年の夏くらいから時々ブログを覗いていました。

秋頃、たまたま12/5サントリホールでエラールという古典楽器を「純正律」で弾くという記事を見て、発作的に主人の分と2枚注文しました。

しかし、その後、11/17に父親の緊急入院。
母親は軽度認知症で私しか父の看病に行ける人はいない状況で、
「サントリホール」は諦めて誰かにプレゼントしようと決めました。(関西在住なので)

さとうみつろうさんが何者かも全く知らない主人の
「それでそのコンサートはどんな内容になるはずだったの?」の質問に、

「私ね子供の頃から聴覚過敏、聴覚飽和でいろんな音がいろんな密度で身体や頭にあたるのが辛かったの。
名曲といわれるクラシックでもね、大変だった。
でもその純正律ってやつで調律された古典楽器の音がきけるんだよね、サントリホール。どんな響きか感じたかったな。残念だけど、、。」
と答えると、気持ちがだんだん、

「ざーんねん!」
「聞きたかった!」
「聞きたい~!」

「やっぱり行く~!」

と抗しがたい衝動が突き上げ、

「死にかけの父親ほっといてのん気にコンサートかい?あんた正気かい?」

の声にも瞬時に打ち勝ち、
「朝早い飛行機で帰れば大丈夫!」
とさっさと飛行機のチケット取り直しました。

そんなこんながあったサントリホール行き。

そして巡り巡って、忘れた頃に届いたCD。

あの時、自分の心の声のままにサントリホールに行ってなかったら、今、こうして押し寄せる悲しみを音楽によって癒されることもなかったでしょう。

さとうみつろうさん、ありがとうございます。

どうしてもお礼を言いたくて、どうしたら伝わるのかわからないので、ブログ始めてみました(笑)。


CDとても素敵なので、皆さんも是非聞いてみてくださいね。