私は昔から、

人はいつか死ぬってことを

比較的受け入れてきた気がする。



理学療法の専門学校に通い始めて

すぐの

18歳の時

卵巣嚢腫になって、



その時

 

たぶん良性だとは思うけど

手術で細胞を採ってみないと

良性か悪性か分からないって言われて、




18歳の私が考えてたことは、



もしかして、


子供が産めない身体になるのー?

悪性だったら死ぬ可能性だってあるよね。


って思ってた。




でも、

私は子育ての経験がしたいから

自分の子供が産めなかったら

里親になりたい


と思ってたし、


〈死〉だったら受け入れるしかない


ひとごとのように感じてた。




不思議と怖い

とか

悲しい

とか

なんで私だけ


って感情は1ミリもなくて、



全身麻酔でオペをする。

先生よろしく。


ただそれだけ。

って感じだった。




私が初めて

訪問理学療法士として所属した

訪問看護ステーションは、



ターミナル専門のステーションだったので、


たくさんたくさん

人の〈死〉を

近くで経験させてもらった。



だから思うけど、



死に方もクリエイトできるもの


だし


死ぬ覚悟って

生きる力に変わるよねー

って思う。



 


参道(産道)を歩くと、

子宮に帰ってく感覚あるよねー。