路傍の石といえば、山本有三作の小説タイトルですね。

路(みち)の傍(かたわら)…で、路傍(ろぼう)…国語の教科書で学んだ熟語ですが、なんかカッコいいな、路傍って（笑）

と、学びに関係ない感性で記憶されております。

こんにちは。Inekoです。

世間ではコロナ疲れ？かなと、そう思い　くだらないことを書いて、皆さまの気晴らしになれば（笑）

※写真は@T.C.いねこ

　天空のポピーより。

路傍の石…その辺の石っころ。

あってもなくても　どっちでもいい存在。

確か、そんなメッセージの小説だったかと。…内容は忘れた（笑）

まさに

私のことではないか？

なるほど、今頃になって　路傍の石という言葉に惹かれた意味がわかったような（苦笑）

思わず辞書を引きたくなるような熟語を使って、文章を組み立てると、表現したいことに深みや奥行きが表れる気がします。

私も作詞をしますけど。

私の詞は、そんな熟語はほとんど使われてないなあ。

辞書いらず（笑）

話し言葉みたいな簡単な単語で、物語を描いてきたかと思います。

いいのか、悪いのかはわかりませんが。

そこは、やはり私が　その辺の石っころみたいな者だからでしょう（笑）

音楽は、作詞より作曲ありきですね。

曲がついてこそ音楽。

その音楽も…

本心を曝け出すとしたら（笑）

「世界中の音楽が、ぜーんぶ、ハ長調だったらいいのに」　

と思っています。

ピアノ弾きにしてみたら、白い鍵盤だけで音階を弾けるハ長調は、他のキーと比べて簡単だからです。

ショパンも、バッハも、全部ハ長調で作曲してくれていたら、どれほど私はピアノが楽しかったことでしょう（笑）

♭や♯の数が増えるほど、厄介。

まあ、練習を積み、慣れれば大したことないのでしょうが。

実際には、歌うとき

女性ボーカルとしてはキーの低い私は、ハ長調で歌える歌は少なくて、都合よくハ長調で演奏できないわけです。

伴奏はあくまで、ボーカルにキーを合わせるのが普通ですからね。仕方ないです。

ならば、ピアノ曲を自宅でたまに弾くときは…！

歌わずピアノを弾くだけです。

適当にハ長調で弾いてみます。

例えばショパンのポロネーズとか、ベートーベンの運命も、原曲を無視してハ長調(もしくはイ短調)

まあ、その曲だとわかるようには弾けますけれど。

なんか…やはり…色合いというか、ニュアンスが違ってしまい（笑）うまくないですよ。

そういう意味で、不思議と原曲キーって素晴らしいです。

世界中の音楽が、ぜーんぶ

ハ長調だったらいいのにな。

なんて、安易なことしか思いつかないからこそ、やはり私はショパンでもバッハでもない…その辺の石っころなんだなと思います。

しめ縄を巻かれる岩や、庭石でもない。

ダイヤでもターコイズでもない。

路傍の石。

あってもなくてもいい。

されど。

確かに存在はしているのです。

この時代のこの場所に。

ちょっと自虐的ではありましたが、路傍の石も満更ではありません。

そこから光るストーリーにすれば、案外素敵なものよ。

路傍の石だけど、少しでもたくさんの人に気づいていただける音楽を…

これからも、がんばるね。

(^^)

Ineko

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