こんばんは🌙*゚
文章もだけど、タイトルに悩む…
今日までは昔話…
明日以降からは音楽との出会いとか
そういった話も出てくるかも?

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器用貧乏
なまじ器用であるために、あちこちに手を出し、
どれも中途半端となって大成しないこと。
また、器用なために他人から便利がられてこき使われ、
自分ではいっこうに大成しないこと。
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「将来の夢を作文に書きましょう」
小学生の頃、そんな授業があった。
私の記憶にある最初の夢は
「お花屋さん」
だった。
まだまだ幼い娘のその夢を聞いて母は一言
「花粉症のあんたが…なれる訳ないでしょ」

まぁ、確かに小さい頃から花粉症が酷かったの。
くしゃみに鼻水、目も痒かった。
けど、幼い娘の将来の夢を聞いて
嘲笑していい理由ではないと今でも思う。

その次に覚えている夢は
「白バイの警察官」

小学校中学年の時だったかなぁ。
そして言われた言葉は
「あんたみたいな中途半端な人間がなれる訳ない
それに警察なんて…」
っと。
母はなぜか極度の警察嫌い。
(のちにそれを知る。)

中途半端な人間と言われた後に
「器用貧乏って知ってる?」
っとこの言葉を知った。

運動は得意だった。
そこそこ勉強も出来た。
絵も音楽もそこそこ上手だった。

けれども「これがすごく得意」というものは
ひとつもなかった。

最初は
「なんでもやってみたら出来てしまう
って意味だと思い、褒められたのかと喜んでいた。
自分で意味を調べて少し泣いた。

褒められる事が昔からあまりなかった事もあり
とても嬉しかったのだ。

「お姉ちゃんだから出来て当たり前」

「お手本になりなさい」

と育てられたから。

未だに
「得意なことはなんですか?」
っと聞かれても少し悩んでから答えてしまう。

「あんたは人の2倍3倍やって得意って言える」
「少し出来たからと調子に乗るな」
と母の怒鳴り声が頭をよぎるから…。

最初の「将来の夢」についての話に戻ろう。
今の私が抱く「将来の夢」
それは

特別な事なんてなくていい。
幸せな家庭を築く事

まぁ…これもなかなか難しそうだ(苦笑)