茶室&秋の宴会 2010年10月某日

本日は、カヌー仲間による秋の集会に合わせて、師匠宅別棟の「茶室の仮オープン」にメンバー8名か参加。

本格的な茶室&庭のお披露目のほかに、当日のもう一つの楽しみは、新人Tさんによる本格的日本料理が堪能できること。



茶室の畳とガラス以外の普請は、全て師匠が手掛けたという玄人裸足の出来ばえ。ガラス屋さんも「これほど丁寧な仕事はプロでも少ない」と驚いたほど。

仮オープンを前にして、茶室の内部はほんのわずかの普請を残して完成しているが、何十年と?手入れをしていない庭は、荒れ放題。さすがの師匠も庭づくりは不得手らしい。

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・・というわけで、助っ人をかって出て、数日前から草木や石をせっせと師匠宅に運び込んで、即製の日本庭園造りのまねごとを・・。

石や草や木の配置をあれこれ考えると、この庭づくりが結構面白い。

・・と言っても、師匠が購入したのはわずかにホームセンターで売っている玉砂利くらい。師匠は、土のう袋を持って、河原で人知れず庭石を運び込んでくる始末。

殺伐とした以前の庭を知る人は、before/aftarの変身ぶりに驚くに違いない。
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夕方からいよいよ、T氏(元プロの料理人)による本格的な日本料理コースの食事会。

メインは、「金目鯛の薄造りしゃぶしゃぶ」と金目鯛のお刺身。少し癖のある白身をうす味の汁で、しゃぶしゃぶと・・。囲炉裏の鍋の趣向と言い、味と言い、まさに絶品!
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大きな米ナスにお手製の味噌をのせ、白ゴマを振る本格料理。

(この味噌をもらい、後日我が家でこんにゃくの田楽)

ミニトマトにチーズをのせたり、シメジの豚肉巻きなどを囲炉裏の火で炙るオードブル。出し巻き卵は、庭にあるハランの大葉に盛り付け。
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金目鯛の粗はゴボウと煮漬けに・・。大ぶりの”花卉”に盛り付けると、料理が一層映えてくる。
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締めは、しゃぶしゃぶの付け汁を、雑炊にして・・。
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カヌー仲間に若くて、料理の旨い新人が加入して、この隠れ家での宴会が増えること必至。

食後は、庭にロウソクを立て、茶室で優雅に虫の音を聞きながら高級料亭・・・・とは程遠い、騒がしい宴会に!
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人家の裏庭に、本格日本料亭?を思わせる「隠れ家」が”人知れず”オープン!


●更新情報

11月某日、庭の正面にあるコンクリート壁を隠すため、師匠が杉板(塗装含む)と竹で塀を作って、いよいよ本格的な庭園になりました。

さらに山奥から苔を採取し、灯篭の周りに配する力の入れよう。before/afterでこんなにも違くなるなんて!
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before                   after