ひっそりと山深い場所に建てられた「霊安安置所」と呼ばれる施設がありました。この施設は、村人たちが幽霊や悪霊から身を守るために建てられたと言われていました。だが、その霊安安置所には恐ろしい秘密が隠されていた。

ある晩、若い女性がその霊安安置所を訪れました。彼女は何かを探しており、怨念を抱えた霊や亡霊たちが彼女を取り囲む中、恐る恐る入り口を開けます。中には薄暗い廊下が続き、どこからともなく不気味な声が聞こえてきます。

女性は懐中電灯を手にして進むと、途中で見知らぬ男性と出会います。男性は言いました。「ここには恐ろしいものが潜んでいる。逃げろ、まだ遅くない。」しかし、女性は決意を固めて、深く呼吸をしてから彼を無視し先へ進みます。

廊下を進むたびに、女性は不気味な幽霊たちの姿を目にします。その幽霊達は嘆き、怒り、恨みをぶつけながら女性に襲いかかります。しかし、女性は決して怯むことなく進み続けます。

やがて女性は最奥の部屋にたどり着きます。その部屋には古びた箱が一つありました。箱を開けると、そこには昔の書類や写真が詰め込まれていました。その中には、霊安安置所の設立秘話や、施設を守るために犠牲になった人々の顔ぶれが書かれていました。

女性は驚きと同時に怒りを覚えます。なぜこんなことがあったのか、なぜ村人たちは許したのか。彼女は激しい怒りを胸にしまいこみ、霊安安置所を出ようとします。

しかし、その時だった。霊安安置所が激しい揺れを起こし、壁や床が崩れ始めます。女性は逃げようとしますが、もはや遅かったのです。彼女は地下へと引きずり込まれ、闇の中へ消えていきました。

その後、村人たちは霊安安置所を封鎖しました。その場所からは異様な気配が漂い、誰も近づかないようになりました。村の人々は、あの霊安安置所を訪れた者が二度と現れないことを祈るばかりでした。

それ以来、霊安安置所は封印され、その秘密は誰にも明かされることはありませんでした。時折、その場所から聞こえるうめき声や叫び声が、村人たちの耳に届くことがありましたが、だれもその場所に近づこうとはしませんでした。終わり。