ハンク・ジョーンズ、クリスチャン・マクブライド、ジミー・コブによるトリオ。最小限の編成ながら全く不足のないサウンドはピアノトリオの究極形。各楽器の木の鳴りと空気感をとらえた録音も素晴らしく、特にベースの音質は最高レベル。
選曲はほとんどがスタンダードナンバーからで、レコーディング時なんと87歳のハンク・ジョーンズをリスペクトした楽曲のドラマティックなテンションやアレンジも見事で3人の音楽的会話が楽しめる名演。ハンク・ジョーンズのタイト過ぎずまたグルーヴィ過ぎずの絶妙なタイム感が白眉でまさに達人の境地を聴かせてくれる。
個人的ベストトラックは7曲目のLotus Blossomで、クリスティアン・マクブライドの弓を使ったプレイが聴けるのが嬉しい。

