物心ついた時、
気づいたら勝手に人生が始まってて
何がわからないのかすらも、わからなくて。
家族や環境も 別に選んだ覚えはなくて
自分が誰なのかもわからないまま、
しらないうちに
自分という人間の人生がなんか
勝手に始まってて
ポカンとしていた、記憶がある。
自分は、一体何処からやってきたんだろう。
だれなんだろう。
なにもおぼえていないから、わからないし
仕方なかった。
初めて 自分が
ブサイク、気持ち悪いと言われ始めたのは小4の時だった。
今でもハッキリと覚えている。
クラスのカースト上位・男子DQNに言われた。
子供は正直だ。
どうやら自分は、ざんねんなことに
見た目が悪いらしい。
小3〜小5の時 私は友達が1人もいなかった。
見た目の気持ち悪さに加えて、
性格も暗く
周りから気味悪がられていたように思う。
私の目は ジトッとした陰気な雰囲気を醸し出していたのだろう。
親や教師など大人たちからの自分への扱いを見ても
自分が客観的にみて“可愛くない子供”に映っているという事実は明白だった。
でも、それをどうこうする術を当時子供だった自分は持ち合わせてはいなかった。
『愛嬌もなく かわいくない子供は愛されない』
という事実は、義務教育で子供たちに教えてあげるべきだと思う。
(道徳の授業とかで!)
そして、中学時代も変わらず愛嬌のないブ〇だった───────。
部活は、女子卓球部に入った。
自分の中学校の女子卓球部は、
1学年に2〜4人くらいしかいない弱小倶楽部だった。
おまけに、運動が苦手で見た目が地味な生徒が自然と集まっていたため、他の倶楽部からは
小馬鹿にされ見下されており、なんとなく肩身が狭かった。
『美女軍団』と、嘲笑気味に揶揄された事もあった。
ほんとうは運動なんかしたくなかったけど、
ド田舎の中学校だったから
運動部強制入部(文化部が1つもない)という、
今の時代なら炎上しかねない鬼畜制度が平気で導入されていたため、
一番、運動量が少なそうで楽そうだからという理由で卓球部を選んだ。
でも いざ入部すると、顧問の先生が熱血系で
楽をするということは叶わなかったけど。
毎日、心の中ではブチ切れながら
部室の周りを走らされていた。
しんどいし、
卓球が上手くなりたいなんて別におもっていないし
卓球の試合で勝つことになんて興味がなかった。
願わくば、学校が終わったらまっすぐ家に帰って
ずっとゲームする日々を送りたかった。
負けず嫌いな性格だったからか
結局、部で一番強くなってしまい
個人戦で県大会に出場するようになっていた。
(でも県大会に行くと自分なんて井の中の蛙で、
いつも一回戦敗退してたけど。)
中3になって、あともう少しで引退
という時期になった頃、
郡大会の試合で
ちょっとかっこいいなと思う他校の男子卓球部の人がいた。
その人は隣町の中学の人で、
卓球が上手くて いつも郡大会で優勝していた。
今思うと
卓球がうまいから、勝ってるから
かっこよく見えていたのかもしれない。
当時 田舎陰キャモブ中学生だった私は、
その優勝する人を、遠くから眺めていることしかできなかった。
あぁ世の中にはこんな人がいるんだって。
ちょっと人生が豊かになったのを覚えてる。
結局、その人とはなんの接点も持てないまま
7月になり、私たちの学年は卓球部を引退した。
高校に入学してから、仲良くなった
小柄で可愛らしいクラスメイトの女の子は、
あの卓球部のかっこいい男の子と、おなじ中学校出身だった。
彼の事をちょっとかっこいいと思っていることを話すと、
「紹介しようか?」
と、
めちゃくちゃいとも簡単に彼のメールアドレスをゲットすることができた。
田舎の狭いコミュニティだったため、
彼はなんと私の存在を認知してくれていた。
o中学校の、女子卓球部の子。って。
その当時は、今みたいに
推し という言葉が広く知れ渡って使われてはいなかったけれど、
たぶん彼は今で言うところの私の“推し“だった。
嬉しくて毎日のようにメールを送った。
嫌われない程度に、鬱陶しがられない程度に。。
ちゃんと返事が帰ってくるように、
メールの最後は『?』という質問形式で終わらせた。
彼とメールのやりとりをしている間は、
まるで、自分の存在が世界から肯定されているかのように思えた。
でも。
私の顔は たいしてかわいくないブ〇だったから。。
彼の返事は、イマイチそっけなかった。
まるで、義務でイヤイヤ返信してくれているみたいに思えるくらい。
それでも、私のために時間と労力を使って返信してくれているという事実は、何よりも嬉しかったけど。
当時はガラケーが主流だった。
ガラケーなりにインカメラ(低画質)がついていたので
なんか流れで、自撮りの写メ(死語)を交換することになった。
気になる推しの気を引きたくて、
それはそれはもうめちゃくちゃ盛れてる詐欺写メを頑張って撮った。
家の玄関で撮る自然光の自撮り写メ(死語)が一番盛れた。
まるで別人みたいに可愛く撮れた。
これはもう可愛すぎて実質、大塚愛やろ!って思った。
(例えが時代を感じる)
想像を超える自分の自撮り技術に、
感嘆の声を上げつつ
ドキドキしながら彼に送った。
そしたら。
すぐにテンション高めの返信がきた。
急に、絵文字も増えて 文字数も多くなって
返信速度も上がった。
急に 彼のテンションは明らかに、上がっていた。
私が家でグーグー寝まくっていたら、
返信がないと不安になるからメール終わる時は言って、とまで言われた。
その2週間後には、なんとメールで告白もされた。
ちゃんと会って直接話したことすらないのに。
会ったことないから流石にお断りした。
(急にテンション上がってこられて
少し引いてしまったというのもあるけど。)
その時、
自らの実体験を以て学んだよ。
男の人は、女の人の顔しか見ていないんだって。
人生生きてくにあたって重要な情報。
学校では教えて貰えない 貴重な情報。
女は、生きてるだけであらゆる場面において容姿でジャッジされる。
顔で判断されている。
たとえミスコンに、出場していなくともね。
それに、冷静にかんがえると彼、
Mr.ポテトヘッドに似ていて、別にたいしてかっこよくないし。
友達いわくマザコンらしいし。
スマッシュが決まって自分に点が入った時、大声をあげるタイプの人だったし。
なんか冷めた。
どこが良かったんだろう。
きっと恋に恋していただけ。
田舎は、娯楽が少ないからね。
でもいい暇つぶしにというかネタになったし良かったんじゃないかと思う。
今後の人生において、
いつか好きな人ができたときに
どうやったら恋愛がうまくいくのか、
人生の早いうちにヒントをくれてありがとう、Y田くん。
人生は学びだなぁ。
おわり![]()
