あれから、オダナナと理佐とで長すぎる一本道を歩きながら、やっとの思いで校舎へたどり着いた

織「あーまじ、つかれたー」

理「わたしもー」

志「はやくクラス見て教室行って寝よっと。」

織「まなかは寝ることしか頭にないんかぃ!笑」

理「ちゃんと、朝の会ぐらいは起きなさいよ」

志「はいはい」

クラス表を見ると3人とも同じクラスだった

しかも、普通の学校では最初は苗字で席順を決めるのに、この学校は担任が最初から適当に決めるらしく、わたしは窓側の1番後ろその隣がオダナナで、わたしの前が理佐と言う奇跡的な席だった
もちろんオダナナは大喜び、
理佐は「絶対授業になんないわ笑」
とケラケラ笑っていた。
クラスに入り席に着く

寝れたらいいやと、楽な考えでいると寝れるわけもなく、、、

織「ねぇねぇーまなかー」

志「なに?」

織「今日のさ、部紹介楽しみだね!」

志「べつにー」

織「えぇ!なんでよ!」

志「別に部活入る気ないから。それだったら家で寝てるゎ。」

織「もぉーほんとまなかは寝ることしか頭にないんだから!」

オダナナの言葉を無視して机に伏せる

すると誰かに頭を突かれる、顔を上げるとそこには理佐がいて、
理「朝の会始まったよ」

志「あぁ。ありがと」
隣を見るとオダナナがルンルンしていた

担任「担任になりましたー澤部です。みなさんよろしく」

担任はどんぐりみたいな先生だった。それから担任が、スラスラと今日の予定を読み上げていく

当然わたしは聞き流していた

ボーっと外を眺めていると、誰かに呼ばれる声がする

織「まなかー体育館いくよー!」

志「おん」

オダナナと理佐と並んで体育館へ向かう