忘れてました。




5月18日


おじいちゃんの、命日。




あたしが就職した年のこと。もぅ5年になるんだなぁ



17日までは覚えてたの。でも、当日には思い出せなかった。

ひどい孫でごめん。




でも、





おじいちゃんの存在は忘れてないから。







かなりのおじいちゃんこだったあたし。

そして、初めての身内の死。かなり辛かった。

というか、人が死んだというのに、

あんなに慌しく色々なことが行われると思わなかった。



不思議なことも起こった。



ライガ(犬)は元々おじいちゃんの犬だったんだけど、

おじいちゃんが亡くなる日の前、

ライガは原因不明の体調不良で病院へ一泊

おじいちゃんはずっと入院してたから、

ライガには多分、おじいちゃんの容態は分からなかったと思う。

おじいちゃんが亡くなってから、ライガはケロっとして戻ってきた。

そして、地元は田舎な為一般的にお葬式等は葬祭場ではなく家で行われる。

その時の外に設置した受付け。


その受付け台の下にずーーーっとライガはいた。


人がいっぱいいるし、人がいっぱいの空間はそんなに好きじゃないのに、

ずっと弔問客を迎えていたライガ。

もしかしたら、動物の勘で何かを感じていたのかもしれない。

皆と一緒におじいちゃんを見送りたかったのかもしれない。



もしかしたら急にライガの調子が悪くなったのは、

おじいちゃんの代わりに天国に逝こうと思ったのかもしれない。

でも、きっとおじいちゃんはライガを連れて行く気はなかったんだろうね。




お陰でライガは来月15歳だけど、まだまだ元気だよ。

シベリアンハスキーで大型犬であまり長生きしないのかも。

って思ってたけど、元気に暮らしてるよ!



ありがとう。おじいちゃん。




あたしも、元気に暮らしてるよ!