前回の記事「博士の定員割れ」で博士課程がお金がかかり、お金がもらえる海外の博士課程に比べて、国内は違うと述べた。ついに制度改革がはじまった様である。博士課程学生に「給与」年180万円 文科省概算要求へ(asahi.com)素晴らしいことである。記事によると、2千人程度に給与が支払われるとのこと。一方で博士課程 定員削減へ(読売)となっており、現在約1万4000人である博士課程を大幅に削減することが見込まれる。仮に, 10000人に削減したとして、学振の特別研究員DC1の採用率が3割であり(ただ、現状は応募数が約2700人、採択が約800人程度), 少なくとも3割以上の学生は何らかのお金を得ることができるはずだ。「課程博士」でも金品 北大5教授が62万相当受け取り(asahi.com)という様に、全員が全員、給与を必要としないようにも思われる。いずれにせよ、博士の学位がとりやすい社会になればと思う。
博士の就職
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