エイメイの卒業式から1週間。
あっという間に終わった1年。
既に新たな日々が始まり、彼等から貰ったこの感謝の気持ちと卒業式では伝え切れなかった思いをここに書き記す。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
第26期みずほ台校舎卒業生、第5期鶴瀬校舎卒業生、第2期ふじみ野校舎卒業生の皆さんへ。
長い子だと小学生から、最近だと3年生になってからエイメイに出会ってくれた皆さんとの授業が終わってしまい、正直寂しい思いでいます。
落ち着いて振り返ってみると、皆さんを担当させてもらうことが決まってから、心配のタネがたくさんありました。
まだまだ幼い子、楽しいことになると周りが見えなくなってしまう子、ウソをついてしまう子、すぐにあきらめてしまいそうになる子…
担当させてもらいながら、何度も悩みました。
「みんなの人生にとって、この14、15歳は、将来を左右すると言っても良いほど、とても大切な時期だ。本当に今、みんなにやっていることが正しいのか。本当に自分が担当して良いのか…」と。
ただ、自分には信念がありました。
「エイメイを通して、1人でも多くの子が自信と希望を抱き、誇りを持って、これからの人生を歩んで行ってもらいたい。たとえ、目の前にいるのが1人の生徒だけだとしても、自分は全力を尽くす。」その思いで皆さんと向き合ってきました。
自分には夢があります。
「エイメイの教育を世界に拡げ、誰もが自信に満ちた社会をつくるための礎(いしずえ)を築く。自分はその先駆けになる。」
それが自分の存在意義であり、一生を懸けてでも果たす使命でもあると強く意識しています。
しかし、エイメイに来た最初から自分にそのような使命感があったわけではありません。
当時担当させてもらった生徒には、大変遺憾であり、申し訳ない話ですが、
自分がエイメイの先生として入りたての頃は、将来に漠然とした不安を抱え、自信というものを喪失し、自分の存在意義に悩んだ時期でした。
当時の自分にあったものは、エイメイ生時代の自分の目に憧れの存在として映っていたエイメイの先生になること、それだけに希望を見出している状況だったのです。
あれから幾日もの月日の中で、少しずつではあるものの、自分は成長して、己の使命を見出すことができました。
しかし、今の自分は、今まで自分が担当させて頂いた生徒の皆さん、保護者様、そして同じ現場に立つエイメイの先生方に育ててもらったからこそ、皆さんの前に立つことができるのです。
皆さんと出会えたことで、今の自分がいるのです。
皆さん一人ひとりが、その自分とエイメイが誇る大切な生徒です。
皆さんと出会えたこと、担当させてもらえたことに感謝と誇りの気持ちでいっぱいです。
もちろん、巣立っていく皆さんには、まだまだ課題があると思います。先のことに対して不安もあるでしょう。
しかし、恐れることはありません。
皆さん一人ひとりが、磨かれる前の原石であり、いつか必ず光り輝く宝石となるからです。
皆さんのこれからの取組で多くの変化が起こります。そして、それは皆さん個人だけでなく、世の中にも大きな変化も影響を及ぼす可能性を秘めているのです。
だからこそ、これからは多くの経験をしてください。多くの人に出会ってください。
いっぱい笑ってください。いっぱい泣いてください。いろんな経験をした人は、人の痛みを知ることのできる温かい人間になれます。そして、そんなあなたの周りには、いつも多くの人が集まり、あなたを助けてくれるでしょう。
皆さんは、エイメイで培った勤勉さや決断力、結束力、そして誇りを武器に、自身を更に向上するべく邁進していってください。
人生は、一度しか生きられないから「一生」とも呼ぶのです。
その一度しかない、ぶっつけ本番の人生を生き切るために、この10代を大切に過ごしてください。そして、それぞれの「人生の軸」となる大切な柱を見つけてください。
またいつか、今よりもさらに成長した皆さんに会える日を楽しみにしています。自分も皆さんと過ごした時よりも更に成長した姿を見せられるように、精進していきます。
エイメイに来てくれて本当にありがとう。
エイメイ卒業生の皆さんの健闘を心より祈って。
平出優樹






