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昨日。
まだ、心が痛む自分がいる。

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そこには謎の石。
猫みたいw

と、思っていると。
かなり近いどこかで、猫がみゃあみゃあ鳴いている。

どこ?
だあれ?

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足元の草むらに・・・
身動きできない子猫を発見。

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まだ。
目も開いていない。

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ああ・・。
捨て猫だ。

親が産み落としたなら、他にもいるはずだが。
一匹だけだ。

ひと、が、捨てたに違いない。
よりにもよって他の人の目にも触れないところに。
せめて箱に入れることも
布を置くことも、
水のいっぱいもなく。

なんでこんな捨て方をする?

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もうちょっと。
育ててから捨ててくれてもいいじゃないか。

とりあえず、
誰かの目にもとまるところに。
絡んだ草から救出。

ごめん。
飼えない。
連れて行けない。

地元だったら
連れて帰った。
連れ帰るしかあるまい。

どうにもできないな・・。
おなかすいてるんじゃあないか?
さむいんじゃあないか?
こころぼそいんじゃあないか?

だれかが
ひろってくれるしかない。
ひろってくれ!

みゃあみゃあ。

自販機まで
猫の飲めそうなものを買いに行く。
牛乳とか・・・ないな・・・。
水、飲むか?
水しかないよ・・。

戻ったときには
誰かが見つめていた。
拾ってはいけそうにない雰囲気だあね。

遠目にしばらく見ていたが、
その人も足が止まったままだ。

その場を離れるらいあ。

ひろってもらってくれ。
やさしくしてもらってくれ。



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しばらく行くと
カラスが多いことに気づく。

カラスはやばい。
成猫がカラスに襲われたのを見たことがある。
子猫なんて瞬殺だ。


さらに、

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でかい鳥を追い回す場面にも遭遇。

草むらに置いとくべきだったか?
だが、誰かに拾ってもらうには
目に付くところに出すしかない(と、思った)

人の手がなければ
数時間ももたないだろう。
今夜さえ越えられないだろう。

きっと誰かに拾ってもらえた。
さっきの人がなんとかしてくれた。


自分にそう信じ込ませ、
免罪符にする。

なんにもしてやってないのに!




いまどうしてる?
どこにいる?
まだ、生きてるか?

もっと
なにかできなかったか・・・