+++  第15章  +++



高校を卒業して、一部上場企業に就職して、これまた、地味な文書課から華やかな庶務課へと移動になり、

受付嬢を四年ほど務めた。




その時代の庶務課は、どれだけ気配りできるか!の空気感で、

社内でお嫁さん候補と注目される存在。



まぁ、色々お声がかかって、

合コン、パーティ、飲み会、海水浴やスキー、テニス、バーベキュー、

と、交流も盛んだった。




今の若者は、草食と呼ばれたりして、もっと個々での楽しみが主流なのかな。




この頃のことで、取り上げるとしたら

わたしのその後も何度も繰り返される

『裏切り』という名の演目。




なぜか、思いをかけ関係性を育んできた年下の同性の子に裏切られる、落とされる、という体験をする。




今はこれも、自分で創ってきたのだなっと、謎が解けたけれど。




このOL時代でも、後輩の女の子たちに目をかけて一緒に様々な交流をしていた。




ひとつの男女混合のグループがあって

飲み会や旅行やイベントを楽しんでいたが、年頃の男女だから、その中で恋愛が始まる。




その中で、後輩の女の子の意中の人が

わたしを気に入ってしまった。




それから、数人での私への無視が始まってしまった。




後になれば、この事がキッカケで

会社を辞めることになったのがわかるのだが、負けず嫌いの私は、その時は、

それを理由にしていなかったな。




まぁ、ほんとに、自分の気持ちがわからない子だったと、今振り返っても、そう思う。




OLを辞めて、自然化粧品の自営業を

始めるのだが、その時も自分の組織の後輩の子にも、刺される。




この時は、OL時代よりももっと親密で深い付き合いだった。

仕事の性質上、親子関係のようなもので、、、




そうそう、私は、親子関係を創ってしまうのだった。




その自営業の時も、手取り足取り、

その子が一人前になるまで、

手塩をかけて育てた。




そして、私の人生の転換期である波動に出会って、

私の生き方が180度変わったことが、

その彼女との別れとなった。




というのも、私は、それまで自営業の組織拡大に情熱をかけ、拡げていった。

バブル時代の恩恵と扱う製品の良さで

驚くほど、売り上げた。




でも、波動に出会い、自分と向き合いはじめてから、

組織拡大よりも、その人がその人らしく在れることの方が、私にとっては、大事なことになってしまった。




けれど、傘下の組織で頑張っている後輩の彼女からしたら、仕事そっちのけで、各種セラピー系にどっぷりの私。

影響力のある私が、

必要があれば、傘下の仲間たちにも紹介していたから、不安になっていったのだと思う。




ある時、会社の倫理委員会なるところに

呼び出されたのである。




その頃、意識改革するようなセミナーが流行っていた時期で、そういうところへの勧誘や宗教への勧誘は、ご法度であった。




わたしは、勧誘ではなかったし、金銭が絡むということもなかったけれど、

会社として、会社の利益に関わることであるから、調査聴き取りされた。




わたしにとっては、思いもかけない出来事で、わたしは、彼女に対しても最大の応援をしていたつもりだった。

彼女らしく幸せで在るように願っていたから。




会社といってもわたしは、販売代理店だったのだけど、社長との面会で、

「オモイが相手に伝わらないこともあるのだと思った」と話したその時の社長の顔が忘れられない。

ものすごくハッとして、一瞬言葉を飲み込んでいた。

100戦練磨の社長からしたら、

損得なしの私のオモイに、驚いた様子だった。




そして、それくらい顕在意識的には、

彼女にオモイをかけていたから、

わたしのショックは、相当なものだった。




この後、創業者が亡くなり

大きく会社が全国的に分裂を始め

私の上の販売店系列もバラバラになっていった。

それが機で、私と後輩の彼女も袂を別つこととなった。




この後も、NPOの活動をする際も

同じようなことが起こる。




どうしてこのようなことが繰り返されるのか、、、

次に続く。



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