最近、与党幹部の発言を聞くと、まるで恐怖政治の始まりかと思えるような恫喝的な発言が見られます。
代表的なのは、民主党小沢幹事長の「宮内庁長官辞めろ」発言です。
そして、今度は亀井大臣の「主計局長クビ」発言です。
政治家が官僚の人事をある程度決めることを否定するつもりはありませんが、
「自分の意見を受け入れないからあいつをクビにしろ」などと公の場で言う必要があるのか。全く良識を疑います。
しかも、注目すべきは、宮内庁長官も主計局長も自らの職務を忠実に遂行していると思われることです。
こうやって、上から押さえつけて官僚に意見を言わせなくすること…これが民主党の考えている政治主導のようです。
○小沢氏、宮内庁長官を批判 天皇陛下特例会見 (日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT3S1401I 14122009&g=P3&d=20091214
○亀井氏 特別会計使用反対なら主計局長をクビに(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091220-OYT1T00723.htm?from=main2