先日、電車内で痴漢をしたとされた大学教授が、最高裁にて逆転無罪の判決を受けた。被害者の女子高生の供述を信用した一審、二審判決に対し、最高裁は供述に疑いが残るとして「疑わしきは罰せず」の裁判の原則を貫いた結果となった。
実際に男性が痴漢だと訴えられた場合、その場では、圧倒的に女性の主張が通るだろう。例え女性に悪意があったとしても、女性が涙でも見せれば周りの人間は信用するでしょう。そういうややこしい状況に巻き込まれないためによい記事を見つけたので紹介します。
日刊アメーバニュースより。
『最近は痴漢に関する裁判でも無罪を勝ち取るケースが増えつつあるが、それでもまだまだ女性の言い分がほとんど通る状況だ。大多数の痴漢行為など働いたこともない男性にとっては満員電車の中で近くに女性がいるというシチュエーションは、いつ痴漢にデッチ上げられるか分からないという恐怖以外の何ものでもない。
そこで万が一痴漢に間違われた場合、どう振る舞えばいいのかを調べた。
もし痴漢の嫌疑をかけられ駅員に引き渡されそうになった場合、身分証、もしくは名刺などを提示すればよい。刑法217条で身元を明らかにしている人間は現行犯逮捕できないことになっているからだ。
それでも駅員が引き下がらない場合、無理にでも連れていこうとするかもしれない。だが、これは刑法220条に「不法に人を逮捕又は監禁したる者は3ヶ月以上5年以下の懲役に処す」とある通り、力づくで事務所に連れていくことは禁じられている。
この段階で嫌疑から逃れることはできるが、もし無理矢理事務所に連行された場合、鉄道警察が駆けつける。その時は当番弁護士を呼び、後はひたすら黙秘すること。解放された後は鉄道会社と痴漢の嫌疑をかけた女性を相手に訴訟を起こし、傷つけられた名誉を回復しよう。
もっとも、痴漢などする不届き者がいなければこんなことをしなくても済むのだけれど……。』