今回のランチを楽しむは静岡の七間町にある「天文」

2017年に完成した再開発ビル「ザ・エンブル七間町」の１階

天婦羅うなぎ専門店「天文本店」

創業が明治という老舗で人宿町から現在の地に移って来た。

かつて娯楽の中心だった映画館街だった「七間町」。

現在は東宝だけが過去の栄華を残している。

そんな「七間町」だが「人宿町エリア」と共に飲食店を中心に賑わいを取り戻しつつある。

〇天文の外観

以前、松竹やオリオン座、有楽座などの映画館が立ち並んだ一角にある再開発ビルの１階。

〇入口脇に貼ってあるメニュー

〇「天文」の店内

カウンター８席

〇「天文」の店内

パーテーションで区切られたテーブル席４卓

〇カウンター内

店主が天ぷらを揚げて提供してくれる。

〇ランチメニュー

ランチメニュー

桜えびかき揚げ丼　　　　　　１，３２０円

ランチ天丼　　　　　　　　　１，３００円

海老天丼セット　　　　　　　１，３００円

野菜天ぷらの天丼ｏｒ定食　　１，１００円

通常メニュー

特製天丼　　　　　　　　　　２，３２０円

天ぷらコース（梅）　　　　　３，８５０円

〇うなぎメニュー

うな丼　　　　　　　　　　　１，９８０円

うなぎコース（星）　　　　　５，５００円

ランチ天丼（１，１００円）を頼んだ。

〇ランチ天丼

品のいい上質の揚げたての天ぷらをいただいた。

〇開業当時の写真

「恵比寿さん（西宮神社）のお札」と開業当時の記念写真が板場を見守っている。

〇七間町シネマヒストリー

静岡の映画にまつわる歴史を綴った小冊子が置いてあったので読ませてもらった。

オリオン座・有楽座・松竹・大映・ピカデリー・小劇場・カブキ座・静映・名画座・映宝劇場・国際劇場・駒形劇場などの映画館が紹介されており、プラネタリウムやスケート場などがあったことも書かれていて懐かしかった。

美味しくいただきました。

ご馳走さまでした。

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「天文」が有るのは「七間町」

天文の向かえに七間町の町名碑が立っている。

〇七間町の町名碑

「七間町」説明が書かれているので読む。

駿府９６ケ町のうち
「七間町三丁目」（しちけんちょう）
七間町二丁目の南隣に位置する町です。「駿河記」によれば、梅屋町・人宿町・七間町の辺りは、古代に安倍市が置かれていた物資交流の中心地であるとされています。
元禄５年（１６９２）の「町数等覚帳」によると、七間町三丁目は２１戸、２１３人が住んでいたとされています。また、町内の青葉通り沿いに鎮座する別雷神社は、安倍市の守護神として祀られてきました。今川氏や徳川氏の崇敬も篤く、江戸時代までは神仏習合で、別当（神社を管理するために置かれた寺）は雷電寺と呼ばれ、御祭神は別雷命と玉依姫命です。
また、境内には駿府城下町の自治を取り扱う会所が置かれ、年行事当番が町奉行からの命令を書留回状として町々に知らせました。

ランチを楽しむ（天文）