涼宮ハルヒの学園都市
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涼宮ハルヒの学園都市

「ふあぁぁ~」


朝(?)俺は程よいくらいに目が覚めた。


なぜ朝(?)って書き方なのかって?


よくよく考えてみろ。


いつもの「キョン君!!あ~さ~」って声が聞こえないじゃないか。


...ん?


ってことは、俺寝坊したってことになるな。


寝坊のあせりで目は覚めたし、今の状況も思い出すことが出来た。


今の時刻は午後2時。


人間やればいくらでも寝れるんじゃないかと思いながら身支度をして学校へと向かう準備をした。


道のりは、まぁどうにかなるだろ。


とかいう投げやり的な考えを持ちながら家を出ると家の前に一人の影が見えた。


さすがにハルヒではないだろうと思いつつその影に近づいていくと...


これはさすがに驚いたね。


「やぁ、キョン。こんな時間に登校かい?」


「まぁな。ってかお前こそこんな時間に登校かよ」


佐々木がいた。


佐々木はこの世界ではどのような能力を持っているのか考えていると、


「今は休憩時間だよ。


 それよりキョン。この世界は涼宮さんの力によるものなのかな?」


「っ!!」


「わからないとおもったかい?こうみえても僕は涼宮さんに似た力を持ってるらしいからね。


 たぶんそちらの長門さんよりこの世界には詳しいと思うよ。」


「佐々木さーん。もうそろそろ教室戻らないと先生に怒られるよ~」


「どうやらクラスメイトがお呼びらしい。僕はこの辺で退散させてもらうよ。」


「ああ。また今度ゆっくり話を聞かせてもらうぞ。」


「喜んで。ではまた。」


そのときの佐々木の顔がとてもうれしそうに見えたのは俺だけではないはずだ。

とりあえず、どうするかだ。

今から学校に言ったとこでどうせまた後ろの席にいるやつから痛い視線が来るぐらいなら今日一日休んで町をうろついていきたいと思った俺はとりあえずそこらへんを歩く事にした。











次回予告!!

とりあえずすごい事が起こりますw

まぁ更新がいつになるかはわかりませんがご期待を。

涼宮ハルヒの学園都市

2次元の世界に入りたい。
中坊の諸君ならよく真剣に考えたりするテーマらしいが、
高校生の俺にはもう興味が無かった。
もう?じゃあ昔はあったのかって?
ああ、あったね。これはもうアニメの世界に入って世界を救ったりしたいと思ったりしたさ。
だが諸君もそんな事あったろ?
えっ?なぜこんな話をしてるかって?
さすがに題名からも察してほしいとこではあるが、
某SOS団団長がこんな事を言い始めたからだ。

高2の夏。
佐々木や橘京子、ムカつく未来人との一連の事件が終わり、
SOS団の部室でゆったり古泉とこれまたボードゲームしながらくつろいでいたところ、
朝比奈さんと長門とアニメを見ていたハルヒがこんな事を言い出したからである。
「あ~あ、私もこんなアニメの世界にいれたらな~。」
その言葉を聴いた古泉が俺を呼び出しやがった。
「これは少々厄介な事になりました。」
「は?」
「ですから今の涼宮さんの発言ですよ。『アニメの世界にいきたい。』
 このせりふで今ばかし情報爆発が起こりましてね。
 どうなるかはお分かりですね?」
いちいち疑問系なのがムカつく。
「ようするにアニメの世界に入ったりするって事か?」
「ええ、どうやらそのようです。
 どのアニメに入るかなどは私より長門さんのほうが詳しいと思いますので、
 長門さんに聞いといてください。」
放課後、俺はハルヒと分かれた後長門のマンションに向かい細かな事情を聞いた。
どのアニメにいくかって?そんなの長門でもわからなかったらしい。
いや、わからなかったというのは正確ではないな。
正確には多すぎていえなかったらしい。
聞くと、いろいろな学園ものアニメがとある何チャラの『学園都市』に集結するらしい。
おいおいでたらめだな。
とりあえず、明日、気がつくと学園都市の北高の寮にいるらしい。
まぁ、考えても仕方ないので俺は明日まで寝て待つ事にした。
そして日が明けた。