はじめまして。來です。
早速ですが、ボカロについて考えてみるということで、今日は、私が最近よく聞いている厭世という名の病という楽曲について考えてみようと思います。
◎楽曲についてちょこっと解説
2023年8月31日に投稿されたこの【厭世という名の病】という、蟲の知らせさんの楽曲。
この楽曲を一言で表すとしたら、流麗な文学がしっくりくると思いました。
お洒落な雰囲気の漂うこの楽曲、題名に厭世とあります。
この言葉の意味は、
世の中をいやなもの、人生を価値のないものと思うこと。_コトバンクより引用
とのこと。
なにか失敗をしてしまった時、
「ああもう駄目だ」
そう思い、悲観的になってしまうことってありますよね。
この楽曲の歌詞を見てみると、後悔や諦めと読み取れる歌詞が多くあります。
「されとて幾ら耐え忍べど終いには土の中」
「貴女に出会った日から僕の世界は色づいて馬鹿なこの心一つが浮世に漂った」
「この想いに値打ちなどないのなら切り裂いてくれ」
などなどの歌詞。
結局全ては無駄だった。という感じでしょうか。
淡々と歌われています。
そこでちょっと私は考えてみた。
この楽曲、手放し難き愛情という言葉ががあります。
手放し難き愛情…とは?
なんだか深くて難しい。
強く愛していたとしても、それが逆に枷となる
ということでしょうか?
そうなると、やっぱ苦しいですよね。
なんだか心がからっぽになるような感覚がします。
手放した方が楽なのに、手放そうとなると手放せない。
想いを引きずりながら続くこの楽曲は、その哀しさがありながらも、言葉の表現は美しくもあり、とても魅力的です。
愛
一口に言っても、難しいですね。
初投稿なのですが、すこし暗い感じになってしまいました。
厭世という名の病、お洒落で素敵な曲です。
メロディーについてではなく、歌詞についてをここでは書きましたが、メロディーもすごく素敵なので、是非、聞いてみてください。
二回目以降のボカロについて考えてみるでも色々なボカロを紹介していきたいと思います。
コメントなどをしてくれると励みになります、どうぞ次回もよろしくお願いします!