世界の片隅のそのまた隅っこで静かに佇む

世界の片隅のそのまた隅っこで静かに佇む

母の2度のがん闘病・介護そして死から3年の2019年、ブログを再開しました。

「普通」「平凡」であることが一番!でもそれがいかに難しいかを、痛感する日々です。

ブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございます♪さて、恐縮ですがセールスや勧誘などはご遠慮くださいますようお願いいたしますm(__)m では今日1日もあなたにとって、よい日でありますように…明日もよい日を迎えられますよう、心をこめて♡
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夢を見る人々


兵士は灰色をした死の国の民だ
明日の栄光を見ることもなく
大いなる運命の前に立つ

反目と嫉妬と悲しみを胸に
兵士は戦い勝たねばならぬ

燃えるような運命のクライマックスの中で
銃声を聞きながら 兵士は夢を見る
あたたかい暖炉の我が家 清潔なベッド
愛する妻

ネズミが走る汗臭い塹壕と
冷たい雨の中で 兵士は夢を見る
ボールとバットで遊んだあのときを

だが現実がそれを無残に打ち砕く

穏やかな休日 
映画見物 
小さな喧嘩
会社へ向かう通勤電車


TVシリーズ 「インディジョーンズ若き日の大冒険 #08 1916/8 要塞からの脱出」より
若きインディは、イギリスの詩人シーグフリード・サスーン(実在の詩人)に出会う。インディがベルギー軍としてフランス軍と合流し、激しい戦闘ののち、2日の休暇をもらったときのことだ。文学好きのインディに興味を持ったサスーンは、最初名前を明かさず、自分の詩集のアンダーラインを引いた詩をインディに声を出して読んでみろと言い、インディが読み終えたあとサスーンは「くだらない詩だ」とコケおろし「君はどう思う?」とインディに感想を求める。インディは「僕は好きだな」と答え、彼らに受け入れられる。そのシーンで使われた詩が、これである。
昔のパソコンに保存していて、当時フロッピーに保存していたはずが、どこかへ行ってしまい、やっと動画で見つけました!!気に入った詩なので、嬉しいです。ちなみにネットでは、この詩を検索できず、実際にサスーンが書いたものかどうかは定かではありません、あしからず。