あ~~、暑い、熱い。昨今の夏の暑さは異常としか言えません。どうか皆様、熱中症には十分気を付けてくださいね。ついでにコロナにもね・・・。
この異常な状態は、地球温暖化のためと言われていますが、私の感覚では、日本の夏は40年ほど前からだんだん暑くなってきた様に思います。ほかに原因があるのかも・・・。
私が子供の頃、日本最高気温の記録を持っていたのは、東北地方の山形市でした。1933年7月25日に記録して以来、74年間もの間記録保持者として君臨していたのです。
子供心に、「何で寒い筈の東北地方で最高気温が出たの」と、不思議でしょうがありませんでした。その理由が「フェーン現象」だというのです。「フェーン現象」って何・・・。
「フェーン現象」とは、台風などにより強い風が吹くと、条件によって起こる気象現象です。
空気は上昇すると温度が下がります。逆に下降すると温度が上がります。地球には重力があり、空気もその影響を受けています。地上に近いほど空気の濃度が高いですよね。
上昇すると空気が膨張した状態になり温度が下がり、下降すると空気が圧縮された状態となり温度が上がるのです。密になると熱くなるのですね。人間も同じですよね。
乾燥した空気は100mあたり1℃、湿った空気は100mあたり0.5℃増減します。標高の高いところに行くと涼しいのはこういったことが関係しています。
標高2,000mの山の麓iにA市が、山の反対側にはB市があるとします。そこに台風がやって来たと思いね~。台風に向かってAからBに強風が吹いていると思いね~(何~)。
A市の気温が30℃とし、強風の温度も30℃とします。台風が持って来た湿った空気が山肌を伝って山頂へ駆け上がっていくのじゃ。
湿った空気じゃから、2,000mの山頂では気温が20℃になっておるんじゃ(変なしゃべり方すな)。ごめんなぁ~。
30℃-2,000m÷100m×0.5=20℃
湿った空気が上昇すると雨雲が発生し、山肌に雨を降らせますが、山頂に到達した段階で空気は乾燥しています。この空気が今度は2,000m駆け降りることになりますよね。
何が起こるか想像できますよね。そうです、B市には40℃の空気が山から駆け降りて来るのです。なんてこった、ガッテム(こら~)。
20℃+2,000m÷100m×1=40℃
1933年7月25日、日本海に進んだ台風に向かって、南から湿った空気が吹きこんでいました。山形市では奥羽山脈を越えた風が駆け降り、山形盆地に熱風が入り込んだのです。
この時の山形市の気温は40.8℃まで上がりました。2,000m級の山々に囲まれた山形盆地に台風の風が吹き込んだことによって起こった異例の事だったのです。
当時はこの様に、余程のことが無ければ40℃を超えることはなかったのです。今では普通に起こっていますよね。その原因はヒートアイランド現象が大きいと思います。
自動車等の内燃機関から出される高温の排気ガス、エアコンの室外機から出る熱風、都会から植物が消え、太陽に熱せられたアスファルトによる気温の上昇などが犯人ですね。
古代の地球は寒暖を繰り返しています。当時人間どもは温室効果ガスをほとんど放出していませんので何が原因かです。温室効果ガスのせいとは言い切れません。
例えば、地軸の傾きの変化(22.1度~24.5度、現在は23.4度)、地球軌道の変化(真円から楕円、現在は楕円)、太陽活動の変化、等による熱量の増減が関係しているようです。
これらの組み合わせが重要なようですね。過去の海進と言われる温暖期や、海退と言われる氷河期は、これらの組み合わせで起こったようです。
今の状態はまだ序の口の様ですよ。縄文時代は今よりも暑く、海岸線も内陸に侵入していた様です。邪馬台国の後期(卑弥呼の時代)も比較的温暖であったとも言われています。
海岸線が変われば道も変わりますよね。現在の平野は海の中です。迂回しないと通れません。邪馬台国論争はこの点を考慮して論じられているんでしょうかね。
道が入り組めば道程が長くなりますので、九州説には有利ですかね。私は、科学的な考察と当時の人々の心理、そして、時代背景並びに地勢学的見地で考えるべきと思っています。
それらを総合的に判断すれば、常識的な結論が導き出せると思うのです。それはまたの機会にしようかの~(何言ってんだか、このくそ爺~)。
それより、温暖化が進むと地下に埋もれていたウィルス等が地上に出てきて、特に南方で疫病がはやる傾向の様です。もしや、新型コロナもそのせいかも知れませんね。
中国の歴史では、古代の南方の国々(呉・越・楚)には風土病があり、北方人に恐れられていた様ですよ。湖北省の武漢は楚の国の範疇なんですよ。
(何の話してんだよ、「フェーン現象」の話ちゃうんかい)、
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