Pigg Report -277ページ目

勉強はなぜしなければいけないのか。

ぶんちゃさんの記事を読んで思い出したことがあります。


私の小学生のとき、父親に「何で勉強なんかせんとあかんのか?」と聞いたことがあります。


そのときの父親の話が、印象に残り、その後、勉強するのが余り苦ではなくなった記憶があります。


最も高校時代には勉強より面白いものを見つけてそっちに走ったんですけどw



何で勉強しなきゃいけないのか?



それに対して父親はこう答えました。


「人とコミュニケーションをとるためや」


「人の話してることが理解できんかったら、人が考えてることがわからんやろ?

自分の話してることが、相手に伝わらんかったら、自分がどうしたいのかわかってもらうこともできへん。

だから【国語】を学んで、人の言っている事を理解する、自分の話したいことをどう表現するかを学ぶんや」


じゃあ算数は?


「人のものを考える順番を学ぶんや。

何でもいっぺんに答えなんかでーへん。

順番に考えていくことで、答えを出す。

そういう考え方を身につけるのが【算数】や【数学】や。

正解の答えを出すのは大事なことやけど、もっと大事なのは、どう考えて答えにたどり着こうとするか。

その過程を勉強するんや。」


理科は?


「ものにはすべて、何でそのものが成り立つか理屈ゆうもんがある。

水は何で温度が上がると蒸発するのか。

ちゃんと説明がつくんや。

そういうもんの理屈を学んで理解するゆうのが【理科】やな」


じゃあ、社会は?


「世の中にはいろんな人がおる。

家が貧しかったり、お金持ちやったり。

いろんな地域によって常識も違うし、風習なんていうもんもある。

時代によってそうならざる終えんかったという背景もあるんや。

そういうものを理解するためには、いろんな人がおるっちゅうことをまず知らなあかん。

それを勉強するのが【社会】や」


中学生になって、何で英語勉強すんの?


「英語だけやのうて、いろんな国の言葉は知っといた方がええ。

いろんな国の人の言うてることがわかったら、いろんな国の人とコミュニケーションできるやろ。

英語はその始めや。」



実はこんな説明で、当時の私にはすごく合点がいったのです。


なるほど。と。


だからといって覚えなきゃいけない面倒なことがたくさんある勉強というものを、好きになったりはしませんでした。

しかし、嫌いになることも無かったのです。



大人になってから、父親にこの話をすると、父親も昔、高校の先生に同じように教わったらしいのです。


いくつになっても勉強だと。


その目的は、人のことを理解し、コミュニケーションをとることにあると。



専門の勉強は、その分野の未来を切り開き、雑多な勉強はその人の理解力や表現力の幅を広げる。

だから勉強することに意味があると。


「いつまでもめんどくさいや、しんどいや言うてたら、今に友達が話してることもわからんようになるで。」


未だに、この話はいろんな世代のいろんな人にしても、納得してもらえる唯一の答えだと思っています。