特設スタジオからの中継 03
ここから先は
怖い話が嫌いな人は見ないでください。
特に一人暮らしや
誰かの視線をよく感じる人は
無理だと思います。
・・・・・・・・・・・・・
大丈夫?
後悔しない?
ひひひ・・・・
これは本当にあった話をもとにピグで再現しております。
あるAというアイドルの話
Aはいつも人気があって
いつも「追っかけ」がたくさんいて
その人たちが楽屋の入り待ちや出待ちをしていました。
その追っかけたちは
自分が好きなタレントに
プレゼントを渡したくて
いつもいろいろな品物を
楽屋に届けてきました。
ある日のこと
1本のビデオテープが
追っかけの中のひとりから贈られてきました。
Aさんのコンサートやイベントでは常連の追っかけであるZさんからでした。
Zは、どこからスケジュールを手に入れるのか
いつもイベントのあるときには駆けつけてくれている追っかけの中のひとりでした。
ビデオテープには手紙が添えられていました。
『Aさんのことが大好きでいつも応援しています。
今日はAさんの持ち歌を振り付きで踊ったビデオを撮りましたのでぜひ見てください。』
しかし、いつも粘着質なZさんのことが頭に浮かび、気持ち悪くてAさんはそのビデオをほったらかしにして置きました。
ある日のイベントの打ち上げでのこと
気持ち悪いファンの話でアイドル仲間で盛り上がっていたときに
ふっと
以前もらって、まだ見ていないZからのビデオレターを思い出し、アイドル仲間に話をしました。
『実は依然こんなことがあってね・・・
気持ち悪くってまだ見てないんだ』
その話を面白がった仲間は、ぜひ見てみようとAさんにビデオを見せるように頼みました。
後日
次のイベントがあったときに
Aさんはそのビデオをもって楽屋に入りました。
・・・・・・・・・
そういえば最近
いつも入り待ち、出待ちをしていた
Zの姿を最近見かけてないことに気づきながら、楽屋に入っていきました。
『この間の話に出たビデオ、
実はもってきたんだけど・・・・』
つい先日の打ち上げの話だったので、仲間は見せて見せてとせがみました。
楽屋にあるビデオデッキにセットして
スイッチを入れると
次のような光景が映し出されました。
わざわざ着替えるシーンまで自分で撮って
しばらくみんなで
「なかなかうまくうたってるじゃない」とか
「振り付けも覚えてるんだね」とか
笑いながら
そのおじさんのワンマンショーが流れているビデオを見ていました。
その中で
ひとりだけ笑ってなくて
顔が青ざめている子がいました。
誰でもない、そのビデオを受け取ったAさんでした。
みんなの笑い声が大きくなるにつれて
ガタガタガタッと
震えだしたのです。
ギャー
と
叫びながら
耳をふさいで
半狂乱になっていました。
みんながあわててAさんのほうを見ると
Aさんは震えながら・・・・・・・
『これ・・・・・・
私の部屋・・・・』




















