レーシック手術を考えているアナタへ


視力回復の手段として、最近、注目されているのがレーシック手術です。
レーシックが成功すれば、短期間で視力を回復させることができます。

しかし、「どんなに目が悪くなっても、レーシックがあるからいいや」
と考えている人は、レーシックのリスクを知っていただきたいです。

今回は、レーシック手術に関する基本情報をお伝えします。


<レーシック手術の費用>
レーシック手術の費用は、10万円以下~50万円程度
病院によって大きな差があります。

また、保険控除や割引などの条件も各病院によって異なりますので
複数の病院をチェックすることをオススメします。




<レーシック手術のリスク>
テレビや新聞などでも報道されているので、御存知の方も多いと思いますが、
レーシック手術には感染症や合併症のリスクがあります。

以下に主なリスクをまとめました。


●軽度リスク(適切な処置を行えば回復可能なもの)

・実質内上皮迷入
 角膜の表面を覆っている上皮細胞が、フラップの下に入りこんでしまうこと。
 視力を悪化させることがあります。

・不正乱視
 フラップにズレやシワが入り、乱視が生ずること。

・フラップ下の炎症



●重度リスク(処置をしても、矯正視力が低下する場合があるもの)

・フラップ消失
 フラップが過度に薄くなってしまい、強い不正乱視が生ずる。

・感染
 様々な理由による感染。薬が効かない場合、角膜が混濁し、角膜移植が必要になる。

・角膜拡張(ケラトエクタジア)

 角膜の中心部を薄くし過ぎることで、その部分が前に飛び出してくる。
 近視が悪化する上、メガネでは矯正できない程の乱視を起こす可能性もある。


回復できるリスクもあれば、回復不可能なリスクもあります。
レーシックを行う場合は、費用やリスクを理解した上で治療を受けましょう。


手術をしないで視力を回復させるには